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【魚】サバ(マサバ)の旬はいつ?おいしい食べ方は?(関連:ゴマサバ)
サバは、アジやイワシに並ぶ、多くの人に知られている魚です。
干物や缶詰にもなっているので、年中食べることも可能ですが、旬はいつなんでしょうか?
いわゆる「サバ」には、「マサバ」と「ゴマサバ」の2種がいます。
今回は、「マサバ」についてお伝えします。
日本国内のサバは2種類いる!「マサバ」と「ゴマサバ」!!
マサバは、スズキ目サバ亜目サバ科サバ属の魚です。
もう1種、「ゴマサバ」というサバがいます。
これをひとくくりして「サバ」と認識している人が多いと思います。
上の写真は「マサバ」です。
上のイラストは「ゴマサバ」です。
ゴマサバは、腹のあたりに斑点があるので、よく見ると違いがわかります。
他に、現在加工品でよく見かけるサバに「大西洋サバ」がいます。
これはノルウェーサバとも呼ばれ、ノルウェーから輸入されているものです。
このサバも、上の2種とは模様が違っています。
本日3月8日は「#サバの日」です。
今日の日に合わせてオシャレにサバ柄のネクタイをしてきたのですが、「その柄はタイセイヨウサバじゃないか!国産なら #マサバ か #ゴマサバ だろ!」と総ツッコミを受ける水産庁が私の大好きな職場です。https://t.co/xBaM3rGBzF pic.twitter.com/wHz2FQVSax— 農林水産省 (@MAFF_JAPAN) March 8, 2021
農林水産省のユニークなツイートですが、大西洋サバ(ノルウェーサバ)の模様の特徴がよく伝わってきましたので引用しました(^^)。
ちなみに、ノルウェーのサバは、厳しい漁獲規制があり、品質が高く保たれているそうですよ。
マサバの旬や主な産地は?ブランドサバも人気!!
マサバの旬は、晩秋から冬です。
特に秋は「秋サバ」、冬は「寒サバ」という言葉もあるくらい、秋や冬においしい魚です。
一方、ゴマサバの旬は夏となっています。
一見ほとんど同じに見えてしまう「サバ」類でも、旬が全く違っています。
マサバは、日本各地で漁獲がありますが、特に多いのは茨城県や千葉県の太平洋側、東北の三陸地方、静岡や長崎などです。
ブランドサバの存在もあります。一例では「関サバ」(大分県豊後水道)、五島列島の「ときさば」などです。
★関連:長崎五島のサバは刺身もOK!?のブランドサバ!!いつか食べたい!(ときさば)
普通一般のサバよりもかなり高値で流通しています。
サバのおいしい食べ方は?
サバは、普通は刺身では食べられません。
「サバの生き腐れ」ということわざが昔からあるくらい、サバの生食は禁じられてきました。
現在、ごく一部のサバのみが刺身で食べられるとされています(五島の「ときさば」など)。
なので、一般のスーパーで買ってきたものは、必ず加熱調理をしましょう。
サバは、塩焼がおすすめです。
特に脂ののったサバの切り身を手に入れたら、ぜひ塩を降って焼きましょう!!
他には、味噌煮がおすすめです。
缶詰にもよくなっているので、味噌煮は親しみのあるメニューだと思います。
干物でもメジャーな魚です。
価格の安い干物でも、かなりおいしいです。
干物は焼くだけでいいのでラクですよね。
大根おろしがあれば最高です。
サバは、アジやイワシと並び、味がとてもいい、おいしい魚です。
普段からこういう魚が、そんなに高くない値段で食べられるのはありがたいなと思います。
さいごに
今回は「マサバ」についてお伝えしました。
昔から日本人になじみの深い魚のひとつです。
初めて調理する、という方は、まずは切り身を買って、塩を降って塩焼きにするのをおすすめします(^^)/。
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