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【魚】キス(シロギス)の旬はいつ?おいしい食べ方は?(鱚)
(2021年7月16日更新)
キス(鱚)という魚は、天ぷらなどでおなじみだと思います。
キスは、昔は「キスゴ」と「ゴ」を語尾につけて呼ばれていましたが、現在はシンプルに「キス」です。
「キス」といきなり言っても魚のことと思わないかもしれないから、私は「魚のキス」とか会話で言ったりします(^o^;)。
今回は、魚の「キス(鱚)」についてお伝えします。
キス(鱚)はどんな魚?
(※上の写真のキスは、エラ・ワタ・ウロコを取ってあるものになりますm(_ _)m)
キスは、スズキ目スズキ亜目キス科キス属の魚です。
標準和名は「シロギス」です。
昔は「キスゴ」と、語尾に「ゴ」をつけられていました。
しかし現在では一部の地域をのぞき、「キス」で呼ばれていることがほとんどです。
本州、四国、九州と、広い範囲に棲息しています。
朝鮮半島や中国、台湾、フィリピンまで広範囲におり、東アジアの沿岸に広く分布している魚です。
キスは釣りやすい魚でもありますので、釣った事がある人も多い魚です。
本州以南に、幅広く生息しているので、各地で漁獲があります。
年々漁獲が減っていて、価格も高騰しているそうです。
キス(鱚)の旬はいつ?
キスは、寒い時期にはほとんど見かけないと思います。
手に入りやすいのは、春から秋(3月から9月)です。
最もおいしいのは、初夏の5月から7月と言われています。
料理屋さんで、いつもキスの天ぷらが注文できるのは、天ぷら用に開いたものが冷凍で手に入るからだと思います。
生の魚から仕込んで天ぷらにしているお店ももちろんあると思いますが、下処理済みが冷凍でも手に入ります。
ちなみに、キスは大きいもので30センチにまでなるそうです。
それくらいのビッグサイズのキスの天ぷらをぜひ食べてみたいですね(^^)/。
キス(鱚)のおいしい食べ方は?
キスは新鮮だと、刺身がかなりおいしいそうです。
私は食べたことがないので、次に鮮度のいいものが手に入ったらぜひやってみようと思います。
下の動画(きまぐれクック)で詳しく解説されていますので、よかったら御覧ください。
この動画では、キスの料理法の定番「天ぷら」にする際の開き方についてもていねいに解説されています。
自分でできるようになると、新鮮でおいしいキスで天ぷらなどが作れますから、オトクかもしれません。
どうしてかというと、開いてない、丸のキスは安い場合が多いからです。
他においしい食べ方はまだまだあります。
椀物:開きや、3枚おろしにしてあるフィレを使って、お吸い物などにします。
上品な白身ですし、旨みが出ておすすめです。
塩焼き:エラ・ワタ・ウロコを取ったキスに、塩をふりかけ、グリルで焼く、ごく普通の方法です。これもキスの身が上品で旨みもあるので、おいしいです。
シンプルに小麦粉をまぶして唐揚げ:揚げ物がおっくうであれば、油多めで焼く「揚げ焼き」でもかなりおいしいです。
煮付け:薄めの味で、キスの白身のおいしさが消えないよう煮付けるといいと思います。
個人的には、天ぷらを自宅で作るのはちょっとおっくうなので、開いたものを手にいれたら、片栗粉/小麦粉をはたいて油で揚げて食べます。
超簡単に、油も少なめでできます。
これだけのことでも、キスはかなりおいしいです(^^)/。
さいごに
今回は魚の「キス(鱚)」についてお伝えしました。
キスの天ぷらはかなり有名ですが、刺身や煮つけ、唐揚げでもおいしいんですよね。
処理済みの冷凍ものでも、十分おいしいと思いますので、ぜひ気楽に料理して食べてみてください(^^)/。
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