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【魚】ワカサギの旬はいつ?おいしい食べ方は?内蔵や卵は食べられる?
今回は「ワカサギ」についてお伝えします。
比較的小さい魚ですが、味がとても良く、人気のある魚です。
調理もカンタンで、おいしくまるごと食べられる魚ですよ。
ワカサギはどんな魚?旬はいつ?主な産地は?
写真はワカサギですが、けっこう大きいほうの個体になります。
手に入れたのが3月に入ってからなので、大きく育ったものだと思います。
これよりもっと小さなものもよく出回っています。
体長15センチ前後まで大きくなります。
標準和名「ワカサギ」は、「公魚」と書きます。
これは江戸時代に将軍家の御用達の魚だったからだそうです。
完全に当て字ですね(^^)。
ワカサギは、キュウリウオ科の魚です。
キュウリウオ科の魚には、シシャモ、シラウオ、アユがあります。
旬は冬です。
出回りはじめは晩秋からで、その時は小さなものがよく出回ります。
最盛期は冬から春先で、この時期の「子持ち」は高値がつき、人気があります。
もともとは、日本海側だと島根県から北、太平洋側だと茨城県霞ヶ浦から北、そして北海道からロシアにかけて分布していました。
しかし各地で放流/移植がすすみ、現在は日本各地で獲れるようになっています。
主な産地は青森県、北海道、秋田県、茨城県です。
とてもおいしい魚ですので、人気があります。
ワカサギの内臓や卵は食べても大丈夫?
ワカサギは、基本的にワタを出す作業やウロコ取りはしなくても食べられます。
塩水でウロコや汚れを落とします。
その後流水でさっと洗います。
ワカサギのウロコはとても薄く取れやすいです。
流通している間にとれてしまうとも言われています。
なので、洗うだけでいいと思います。
気になる方は、以下の動画をご参考になさってください。
お腹を少し押してフンを取り除いています。
塩水でぬめりと汚れを落とし、ペーパーやふきんで水気をとれば、あとは調理するだけです。
ワタも、気にせず食べることができます。
小さくてかわいいワカサギならば、エラやワタくらい大丈夫、と思えますし、逆に非常にめんどくさいのでやらないですが(笑)、
ある程度大きいのは、エラやワタを取らないといけないのかな、と心配になることがありました。
しかし、「デリッシュキッチン」さんのレシピ動画で解説がありました。
下顎をもち、ゆっくり引っ張ることで、エラと、ワタを取ることができます。
大きい個体を手に入れたり、エラやワタ、臭みが気になる場合はやってみてください。
私が買ったワカサギはかなりお腹あたりにボリューム感があったので、気になって開いてみると、卵が入っていました。
いちおうすべての個体を確認し、白子と思われるものの場合は落としてしまいましたが、食べても大丈夫なはずです。
これくらい大きくてもワタは気にしなくていい、と人に言われましたので、次の機会は何もせず丸ごと食べようと思っています(^^)。
おいしい食べ方は、天ぷら、からあげ、かきあげ、素揚げ、南蛮漬けなどです。
油で揚げてしまうのが、身がほわほわで、全体も食べやすくなり、非常においしくおすすめです。
他には、そのままグリルなどで焼く「素焼き」や、塩焼きです。
シシャモと同じく、頭から丸ごと食べられ、白身の上品な旨みと味わいが広がる、たいへんおいしい魚ですよ(^^)/。
私は、割ってしまったお腹と卵をなんとかキープして、塩コショウをまぶし、片栗粉をまぶし、多めの油で「揚げ焼き」のようにしました。
「揚げ焼き」だと、油が少なくて済みますし、短時間で出来上がりました。
普段見慣れているワカサギよりもかなり大きい個体でしたので、頭から食べられるかどうか心配でしたが、この大きさでも頭も骨も柔らかく、何も気になることなく、パクパクと食べられました。
卵はかなりおいしく、ラッキーだったと思います。
しっぽも、香ばしく調理すると、味もよくてかなりおいしいのでびっくりしました。
さいごに
今回は「ワカサギ」についてお伝えしました。
下処理もカンタンで、軽く塩コショーして粉をまぶし、揚げ焼きするだけでもかなりおいしいおかずになりました。
気軽に調理して食べられる、カルシウムも豊富な魚です。
安く手に入ったら、子どものおやつにもいいかもしれないです(^^)/。
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