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【野菜】アスパラガスの旬はいつ?主な産地は?おいしい食べ方は?
アスパラガスは茹でてそのまま食べてもおいしいし、色んなお料理にも使えて便利ですよね!
今回は「アスパラガス」についてお伝えします。
アスパラガスはどんな野菜?
食用としてのアスパラガスは、土から顔を出した、若い茎の部分になります。
これをそのまま育てると、成長して、細い葉のようなものがたくさん出てくるそうですよ。
(これは「偽葉/仮葉」と呼ばれるもので、ほんとうは”ハカマ”の部分が葉だそうです!)
アスパラガスは、もとは南ヨーロッパやロシア南部に自生していました。
「キジカクシ科クサスギカズラ属」の植物です。
日本へは、江戸時代に「観賞用」として渡来したそうです。
食用としては明治初期に始まり、本格的に栽培されるようになったのは大正時代以降です。
当初は、ホワイトアスパラガスがメインに栽培され、生よりも、缶詰に加工されて出回っていました。
昭和40年代から、グリーンアスパラガスが好まれるようになり、グリーンアスパラガスの生産が増えました。
ホワイトアスパラガスは、日光に当てずに、白いまま育成したアスパラガスです。
グリーンアスパラガスは、逆に日光に当てて、光合成させて緑色に育てたアスパラガスです。
(他に、紫色のアスパラガスがありますが、これはアントシアニンという色素を含み、加熱するとグリーンになってしまいます。)
栄養価は、グリーンアスパラガスのほうが高いとされています。
しかし、生産が少なくなったとはいえ、ホワイトアスパラガスも根強い人気です。
アスパラガスの主な産地は?旬はいつ?
世界的には、アスパラガスの主要生産国は、中国、ペルー、メキシコなどです。
日本への主な輸入は、メキシコ産がトップになっています。
国内産では、北海道、佐賀県、長野県が多いです。
国内産の旬は、春です。
多く出回る時期は、3月から8月ごろまでとなっています。
アスパラガスのおいしい食べ方は?
アスパラガスは、根本の1センチから2センチほどを切り落とします。
三角の部分の、いわゆる「ハカマ」のところは、包丁で削ぎ落とします。
下のほうの、固い部分は、ピーラーで皮をむいておくと食べやすいです。
沸騰したお湯に塩を入れ、適当な大きさにきったアスパラガスを茹でます。
太さの違いが大きいので、時間はなんとも言えませんが、串を刺して若干手応えがあるくらいでいいと思います。
冷水で冷ますと色はきれいですが、風味も落ちてしまうような気がします。
固めに茹でてザルにあげ、冷水に当てず、そのまま冷ますほうがうま味が残ると思います。
おいしい食べ方は、サラダ、炒めもの、揚げ物などです。
天ぷらや炒めものにする場合は、細いものでしたら、下茹では必要ないでしょう。
お肉やベーコンを巻いたり、お肉を巻いたものをフライにすると、かなりおいしいです。
肉や油との相性が良い野菜だと思います。
さいごに
今回は「アスパラガス」についてお伝えしました。
栄養価も高く、味もよく、いろんな料理に使える便利でおいしい野菜です(^^)/。
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