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【くだもの】びわ(枇杷)の実の旬はいつ?主な産地は?
今回は「びわ(琵琶)」の実についてお伝えします。
びわの実は子どもの頃、よく近所の方からおすそわけでいただき、食べたものでした。
関東でも、庭に植えているお宅をよく見かけます。
くだものとして、お店で販売されるものは、手がかけられておりおいしいと思います。
お店で売られている時期や旬はいつでしょうか。
びわ(枇杷)はどんな植物?
びわ(枇杷)は、バラ科の植物です。
今でも、多くのお宅のお庭に植えられているのを見かけます。
上の写真は、公園で6月に撮影したものです。
びわの実が実っているのがわかります。
ふつうに植えられているびわは、実るのはだいたい5月から6月のようです。
びわ(枇杷)そのものは、3000年も前から、病に効く植物として扱われていました。
現在もびわの葉をお茶にして飲んだりします。
お店で販売されているびわの実の主な産地は?
びわの実の品種で多いのは「茂木」や、千葉県の「房州びわ」などです。
「茂木」は長崎県で多く作られています。
上の写真も「茂木」ですが、これは和歌山県で作られたものです。
びわの実全体の生産量は、長崎県が圧倒的に多いです。
他に千葉県、香川県、和歌山県などが続きます。
桃と同様、とても傷みやすいくだものです。
なので、扱いがむずかしく、お店で売られている場合はなかなか高価です。
私が購入したびわの実も、プチプチでたいせつに包装されていました。
びわの実の旬はいつ?
びわの花は、11月から2月に咲きます。
そして、春に実がなります。
害虫や葉とこすれることを避けるため、実に袋をかけたり、必要に応じて枝を切ったりと、巡回して世話をするそうです。
びわの実の旬は初夏です。
最も食べごろなのは、5月から6月です。
お店に多く出回るのも、5月から6月です。
現在はハウス栽培を行うところもあります。
早くて1月ごろ、というのですごいですね。
3月ごろからは、ハウスものはけっこう出回るそうですよ。
びわはどうやって食べる?
びわは、皮をむいて、中の種を取り除いて食べます。
皮はヘタとは反対の「底」のほうから、ヘタへむかってむいていきます。
手でむくことができます。
バナナの皮をむくのに似ているところがあります。
ナイフなどで、縦半分に割りますと、種が出てきます。
種は食べられませんので取り除きます。
縦半分に割って種を出さずに、そのまま食べながら種を取ってもいいと思います。
ほんのりと甘く上品な味わいで、ジューシーです。
独特の旨みと香りがあり、ついついたくさん食べてしまうおいしさです(^^)/。
びわはとても傷みやすいです。
そして、追熟させて食べるものでもありません。
買ったらできるだけ早く食べましょう。
できるだけ新しいほうがいいのですが、もしイタミを見つけたら、そこは取り除いて食べましょう。
冷蔵庫保管もむいていません。
びわは、買ってきたら常温におき、できるだけその日か次の日くらいに食べるのがおすすめです。
種のまわりに、なんとなく食べにくい「膜」のようなものを感じることがあります。
ここは取り除くか、ミカンの房の薄皮のように、食べて気になるようなら口から出すのがいいと思います。
(食べてしまっても、害になるわけではありません。)
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かなりたくさんびわの実を手に入れた場合は、ジャムやシロップ煮にして、冷蔵庫保管が可能です。
シロップ漬けも市販されていますので、時期でなくてもびわを食べることができます。
さいごに
今回は「びわ(枇杷)」についてお伝えしました。
甘さはほんのりとしており、上品な味わいの、おいしいくだものです。
高級なものもあり、贈答品としても喜ばれます。
あまり日持ちしないので、手に入ったらできるだけ早く食べきるのがおすすめです。
また、バラ科の植物の実なので、アレルギーのある方はご注意くださいm(_ _)m。
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