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【野菜】トマトの旬はいつ?主な産地は?
今回は「トマト」についてお伝えします。
小さな子でも、誰でも知っているトマト。
1年中見かけます。
旬はいつでしょうか。
トマトはどんな野菜?
トマトは、ナス科トマト属の野菜です。
ナスの仲間です。
原産地はアンデスの高地です。
16世紀にジャガイモとともにヨーロッパにわたりました。
渡ったばかりの当時のヨーロッパでは、毒を持っていると思われていたそうです。
なので、観賞用として扱われていました。
19世紀になり、食用として広く栽培され始めました。
渡った当初に、食べられるかどうか確認しないまま、300年も経ってしまったんですね(^_^;)。
トマトの原産地は南米です。
しかし現在はスペイン、イタリア、トルコなどではなくてはならない野菜です。
上記3国の料理は、トマトの赤がイメージされますよね。
世界中には、数千種にわたる品種があるそうです。
日本国内でも様々なトマトが栽培され、販売されています。
トマトの主な産地は?
日本国内の、トマトの代表的な産地は熊本県です。
ついで、北海道、茨城、愛知などで作られています。
日本国内でスーパーなどで一般的に売られている、生食で食べるトマトは「桃色系トマト」と呼ばれます。
皮は薄く、皮の色が無色透明です。
桃色系トマトは、甘みがあり、クセが少ないので、日本人には扱いやすいようです。
「桃太郎」などが主な品種です。
皮が厚くて皮の色も赤い「赤色系トマト」があります。
こちらは酸味や香りが強いです。
煮崩れしにくいこともあり、もっぱら加工用です。
ケチャップや缶詰などに加工されます。
料理用として出回ってもいます。
料理に、ふつうの生のトマトを使ってもいいのでしょうが、トマトの缶詰やピューレなどを使うといっそう濃厚になるような気がするのは、原材料のトマトの種類が違うからなんでしょうね。
トマトの旬は?
トマトはいわゆる「夏野菜」ではありますが、原産がアンデス高地ということもあり、実は高温多湿は苦手です。
盛夏の時期は旬とはいえないそうですよ。
露地栽培の旬は、6~8月の夏の時期とされています。
その中でも、かなり暑い時期をのぞいた時期が、本当はおいしいらしいです。
なので、春から初夏、飛んで秋の時期がおいしいと言われています。
春から夏の太陽をしっかり浴びたトマトは他の時期のトマトと比べて、やっぱりおいしいです(^^)/。
トマトはハウス栽培もされているので、1年中出回ってはいます。
しかし、冬の寒い時期などは、食べる人間側もそんなに食指が伸びないのか、なんだか盛り上がっていないような気もします。
料理には、やはり缶詰やピューレ、ジュースなどが使いやすいし、味が濃くできるように思います。
冬に生のトマトを食べるよりは「トマト鍋」など、加熱して食べる料理が食べやすいと思います。
さいごに
今回は「トマト」についてお伝えしました。
1年中どこでも売っているような、なじみの深い野菜ですが、やはり旬の時期のトマトは格別です。
旬の時期を知って、おいしい時期に必ず食べてみるのはおすすめです(^^)/。
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