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【野菜】ローゼルの葉はすっぱくておいしい!収穫できる時期はいつ?おいしい食べ方は?
今回は「ローゼルの葉」についてお伝えします。
「サワーリーフ」とも呼ばれる葉です。
「サワー」は酸っぱいという意味ですが、その名の通り、けっこう酸っぱい葉っぱです。
ミャンマー料理ではよく食べられている野菜だそうですよ。
和風におひたしにすると絶妙な味わいでした。
とてもおいしかったのでおすすめです(^^)/。
ローゼルの葉はどんな野菜?
ローゼルは、アオイ科フヨウ属の植物です。
世界各地の熱帯地方に分布しています。
上の写真は、ローゼルの花のつぼみです。
鮮やかで美しい赤い色をしています。
ローゼルの実も赤いです。
加工されて「ハイビスカスティー」となって売られています。
ハイビスカスティーは、ローゼルが原料だったんですね!
ハイビスカスの花とハイビスカスティーとは関係が無いようです(^_^;)。
(ただ、ハイビスカスは「アオイ科」ですので、ローゼルと仲間ではあります。)
今回は、この植物の葉についてです。
ローゼルの葉は、スーパーで売られていることはほとんど無いでしょう。
私は人からゆずってもらいました。
この葉にもクエン酸があり、酸味があります。
英語では「サワーリーフ」と呼ばれています。(「サワー」は酸っぱいという意味。)
ミャンマー料理ではよく使われているそうです。
「チンバウン」と呼ばれています。
日本国内では、まだまだ知られていないと思います。
この葉を見た時、「モロヘイヤ」に共通するものを感じました。
モロヘイヤやオクラ、おかのりはアオイ科の植物です。
みんな仲間なんですね。
ローゼルの葉の収穫時期はいつ?
ローゼルの葉を収穫できるのは、日本国内ですと7月初旬から10月初旬です。
夏の野菜、と言ってもいいと思います。
自宅でローゼルを育てるのに挑戦している人もいます。
うまくいけば、食べたい時に食べたいだけローゼルの葉を詰んで食べられますね(^^)/。
ローゼルの葉のおいしい食べ方は?
ローゼルは、葉にもクエン酸があります。
生食も可能ですが、できるだけ新芽に近い、やわらかいもののほうが良いです。
生の場合は、苦みがあまりなくて酸っぱい味のほうが感じられ、その酸味を楽しむことができます。
ローゼルの葉をよく使うミャンマー料理では、湯がかないでそのまま炒め物にしているそうです。
エビと炒めるとのことです。
他には、鶏のダシを使ったり、魚と一緒に煮込んだりしてスープにするそうです。
酸味が絶妙できっとおいしいでしょうね!
私がやってみたのは、和風で「おひたし」にして食べる方法です。
茎はとりのぞき、葉だけにします。
できるだけ柔らかい、新芽に近いものが望ましいのでしょうが、湯がくからいいやと思い、今回はある程度育った葉も使いました。
沸いたお湯に塩少々を入れて、ローゼルの葉を入れました。
一瞬にして、茶色に変わってしまいました。
すぐ柔らかくなるので、10秒ほどであげました。
さっと湯通し、くらいの感じでいいと思います。
モロヘイヤなどと同じく「ムチン」という成分が入っているので、湯がくとトロッします。
冷水にあげてさっと冷まし、刻みます。
めんつゆとかつお節をかけて食べます。
ローゼルの爽やかな酸味と、コクと旨みのあるめんつゆ+かつお節の組み合わせがとても絶妙で、すごくおいしいです。
酸味が全く嫌ではありません。
あまり食べたことのない、複雑な味わいのおいしさでした。
おすすめですよ(^^)/。
他に、これを大葉のように天ぷらにする、という情報もありました。
これも絶妙な酸味がおいしい天ぷらになるでしょうね。
夏の時期に収穫できますので、モロヘイヤと同じように真夏に出回るとけっこう嬉しいです。
もっと認知が広がり、スーパーなどで買えるようになるといいなと思いました。
さいごに
今回はローゼルの葉についてお伝えしました。
爽やかな酸味があり、炒め物やスープ、おひたし、天ぷらなどでおいしい、夏の野菜です。
まだまだモロヘイヤなどとは違ってあまり知られていない野菜です。
チャンスがあればぜひ食べてみてください(^^)/。
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