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【貝】ウチムラサキ(大アサリ)はどんな貝?旬はいつ?おいしい食べ方は?砂抜きは?
今回は「ウチムラサキ(大アサリ)」についてお伝えします。
愛知県や関東では「大アサリ」と呼ばれることが多いです。
ウチムラサキはアサリが大きく育ったものではありません。
ホンビノスとも違う貝です。
かなり大きく、貝のまま調理するより、ナイフで割って下処理したほうが料理しやすくおいしく食べられます。
ご興味あればぜひ食べてみてください(^^)/。
ウチムラサキ(大アサリ)はどんな貝?
「ウチムラサキ」はマルスダレガイ科の貝です。
アサリやホンビノス貝とは違う種の貝です。
愛知県や三重県でよく食べられています。
関東に入ってくることもあり、愛知、三重、関東では「大アサリ」と呼ばれることがほとんどです。
貝の大きさは10センチを超えます。
見るからに大きな貝です。
アサリよりも、ホンビノスよりも大きいので、知らなくてもこれらの貝となんとなく違うことがわかります。
この貝はラッコの餌としても有名です。
飼育員さんから受け取っている大きな貝が「ウチムラサキ」です。
この貝の内側は紫色をしています。
「ウチムラサキ」という標準和名の由来は、このことから来ていると言われています。
ウチムラサキ(大アサリ)の旬はいつ?主な産地は?
ウチムラサキ(大アサリ)の主な産地は、やはり最も消費されている愛知県です。
旬の時期は夏から秋と言われています。
「きまぐれクック」の舞台は愛知県です。
食べ慣れている「かねこ」さんによると、「冬は痩せている」そうです。
なので、初夏から秋がやはりおいしいのかもしれないですね(^^)。
ウチムラサキ(大アサリ)の砂抜き方法は?
ウチムラサキは、よく水管を出していますが、これで砂抜きできているとは限りません。
この貝を丸ごとバーベキューで焼いても、砂が多くて食べられないそうです。
上の「きまぐれクック」の動画を参考にして、食べやすいように下処理しました。
写真のように、貝がすこしだけ開いているところに、ぐっとナイフを入れて身もろとも割ってしまいます。
こんな感じで包丁を入れて割ってしまいます。
できるだけすべてをきちんと2つに割ったほうがいいらしいです。
しかしなかなかうまくいかなかったです(^_^;)。
外側や内側をめくりながら、流水で砂をあらい流します。
まんなかに黒っぽい「ウロ」のようなものが見えます。
これは食べてもいいようです。
気になる場合は、身が小さくならない程度にとりのぞいてもいいでしょう。
貝からすべてをはずし、貝柱、身、水管をきれいにしました。
今回はバター炒めにしてみました。
貝柱、身、水管はどれも食べごたえがありそうです。
フライパンにバターを溶かし、下処理したウチムラサキを投入しました。
加熱しすぎると固くなりますので、火が通ったなと思ったらすぐに火を止めます。
水管は歯ごたえとうまみがありおいしいです。
貝柱は固めですが味がよくおいしかったです。
かなりおいしい貝だと思いました。
うまみが強く、ボリュームもあります。
ただし、水管と貝柱を比べると、確実に水管のほうがおいしいと思いました。
関東では安いという説もありますが、ウチムラサキはなかなか価格は高い部類でした。
また機会があればぜひ食べようと思います(^^)/。
さいごに
今回はウチムラサキ(大アサリ)についてお伝えしました。
かなり大きく、食べごたえのあるおいしい貝です。
貝を真っ二つに割り、水管や身のまわりをきれいに洗って、加熱して食べます。
フライでもおいしいそうです。
ブツブツと刻んで、クラムチャウダーもいいと思います。
機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。
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