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いつでもおいしい和菓子が食べられる!「冷凍和菓子」がおすすめ!
和菓子が冷凍できる、って知っていましたか?
また、冷凍の和菓子が便利なことはご存知でしょうか。
今回は、食べたい時に食べられて便利な、「冷凍和菓子」についてお伝えします。
和菓子は冷凍できる!
和菓子は冷凍できます。
餅も餡も、冷凍に向いている食品なのです。
特に餡は、砂糖が入っているので向いてます。水分が少ないほどおいしいそうです。
なので、買ってきた和菓子を自宅でいったん冷凍する人もここ数年で増えました。
(たい焼き買いすぎたら冷凍しよう!)
例えば、できあいの餡を購入し、余ってしまったら、ラップして冷凍します。
そして、凍ったまま食べると「あずきバー」みたいになるそうですよ。
「冷凍食品」として和菓子が売られてます!便利!
このような和菓子の特性を利用し、昔から、特に「業務用」などで冷凍和菓子が販売されています。
例えば、これは岩手県の和菓子メーカー、「芽吹き屋」(岩手阿部製粉)さんの「よもぎ大福」です。
「冷凍食品」として売られています。
このメーカーは、通販では和菓子は「冷凍食品」として販売するそうです。
冷凍技術のおかげで、添加物を使わなくてすむのだとか。
個包装になっているので、食べたい数十分前に、冷蔵か常温に出して解凍して食べるのです。
写真の「よもぎ大福」は、生協のものですが、個包装で1個から解凍して食べられるので人気だそうです。
自分で冷凍したものでも、冷凍食品で購入したものでも、「解凍しきらない」のがおいしいポイント!
「和菓子」は「生菓子」の印象があります。
40年ほど前は「冷凍ものは生のものに劣る」という感覚が今より強く、冷凍の和菓子に抵抗がある人も多かったそうです。
しかし、以前よりは冷凍技術や流通の発達もあり、冷凍食品全体の品質があがっていることもあり、「冷凍和菓子」というのは抵抗なく受け入れられるようになっています。
逆に、凍ってるものを敢えて好んで食べる人も現れ始めたと聞くと、時代は変わったなあ、と思います。
確かに、冷凍の和菓子は「解凍しきらない」ところで食べるのがおいしいです。
ご家庭で冷凍したものは、品質管理が難しいので、お早めに食べてくださいね。
冷凍和菓子の解凍の注意点!
冷凍和菓子は長期保存が可能です。
しかし、長く保存していると、包装の中に「霜」が発生します。
この霜があるまま解凍すると、大福などは、周りの「打ち粉」が溶けて(濡れて)、どろどろになってしまいます。
個包装のよもぎ大福の打ち粉の周りに、「霜」がついています。
解凍スタート直後くらいに、キッチンペーパーにおいて、霜をパパっと払っておき、さっと水気を拭きとります。
これをやって本格的に常温で解凍すると、ベタベタにならず、おいしく食べられます。
解凍しきってしまう前に食べ始めるのがいちばんおいしいです。
餅も締まっており、餡もぬるくなく、少しヒンヤリのほうがおいしく感じます。
さいごに
今回は、冷凍和菓子と、自宅で和菓子を冷凍すること、をおすすめしました。
私も、大福が冷凍で売られているのを初めて見た時は驚きました。
生で和菓子を買うと、大福や柏餅などはその日のうちに食べないといけないですよね。
冷凍の大福だと、自宅にストックしておけるので、ちょっと食べたくなった時にすぐ食べられて便利だと思いました。
特に、「芽吹き屋」さんのものは、素材や作り方にもこだわりがあるので、そもそものクオリティも高く、おいしいです。
「冷凍和菓子って大丈夫なの?おいしいの?」という方には安心して食べてみてもらえればと思います!
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