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【野菜】「スイスチャード」ってどんな野菜?旬は?おいしい食べ方は?
「スイスチャード」という野菜を知っていますか?
見た目がカラフルで、お店にあるとパッと目を惹く野菜です。
けっこう大きくて、葉っぱも大きい野菜です。
色がきれいなのはいいけれど、どうやって食べるのがいいのでしょうか?
今回は、「スイスチャード」をご紹介します!
「スイスチャード」ってどんな野菜?
地面からは、こんな風に生えてます。
名前に「スイス」と付いてるくらいなので、アメリカ、ヨーロッパではよく栽培されてるようです。
和名は「フダンソウ(不断草)」です。
収穫されると、上の写真の左側のようなものになります。
茎が、赤紫、オレンジ、黄色なのがわかります(右のカブのようなものは「ビート」です)。
葉っぱがかなりしっかりしています。
ほうれん草と同じような感覚で使える野菜ですし、欧米ではサラダで食べるそうです。
甜菜(てんさい)やテーブルビート系の野菜です。
茎の色がカラフルですが、同じものが日本で以前から栽培されており、それは緑色です。
「うまい菜」(京都)という名前などで販売されているそうです。
スイスチャードの旬は?
旬は、真冬(12月1月2月)をのぞいた9ヶ月間、栽培が可能です。
真冬が旬のほうれん草と真逆に位置しますので、青菜が不足しがちな夏季にほうれん草の代用となります。
スイスチャードのおいしい食べ方は?
野菜自体がしっかりしていますので、煮たり焼いたりしても、ほうれん草のように、加熱しすぎでクッタリして栄養が逃げてしまったり、おいしくなくなることがありません。
・葉が柔らかい場合はサラダでも大丈夫です。
・ほうれん草のように茹でておひたしに。(鰹節・ポン酢や、ごま和え、ナムルなど。)
※葉と茎は分けて、時間差で茹でましょう。
・肉やベーコンと一緒に炒めるのもおいしいです。油と相性のいい野菜です。
・葉が大きく、しっかりしてますので、多少煮込んでしまっても大丈夫です。
ロールキャベツのようにひき肉を巻いた料理、や、ポトフにもいいでしょう。
・大きい葉を活用して、おにぎりを巻いたりする、オシャレな料理を見たことがありますよ。
私は、今回はこのスイスチャードを初見で、感覚に従って料理してみました。
私の買ったスイスチャードはかなり大きく、40~50㎝はありました。
まず、茹でたほうがいいかな、と思い、茹でました。
食べてみると、葉にえぐみがまだかなりあり、苦みも感じて、心が折れそうになりました。
しかし、ほうれん草と違い、しっかりしているので、油で炒めたらどうだろう、と思い、炒めました。
炒めた時、軽く塩コショーしました。
加熱しすぎ、料理しすぎ、は茎の色が落ちる、と言われてましたが、今回のスイスチャードはけっこう色が残りました。
上の写真のように熱々を食べてみたら、おいしかったのですが、思いついたことがあり、実行しました。
(ベーコンと一緒に炒めるとおいしいと思います。しかし、今回はスイスチャードのみです。)
炒めた後のスイスチャードに、とろけるチーズを載せて、オーブントースターで加熱してみました。
これが、今回いちばん美味しく食べられました!
茹でて、炒め、オーブンにかけたからか、最初の茹でただけの時よりも、アクが抜けてました。
それでも茎には野菜の持つ水分が残っていて、上品な旨みがありました。
多少のえぐみは、チーズがかき消してくれたのかもしれません。
結論は、スイスチャードは、なんらかの方法でしっかり加熱し、肉やベーコン、チーズなどの動物性タンパクの材料と一緒に食べるのがおすすめだと思いました!
野菜そのものは、しっかりしていて、旨みもあり、水分も多くて、おいしかったです(^^)!
あきらめずに試行錯誤してよかったです(笑)。
さいごに
今回は、欧米ではポピュラーな、カラフルな葉物野菜「スイスチャード」をご紹介しました。
日本のスーパーでは、まだあまり見かけないかもしれませんね。
色がカラフルでとにかくオシャレに見えますので、観葉植物としても親しまれているそうです。
栽培も比較的簡単なので、彩りからしても、家庭菜園向けの野菜だそうですよ。
サラダやお浸し、炒め物、煮物に向いている、万能な葉物野菜と言えます。
栄養も豊富そうだし、色もキレイでそれだけで買う方はテンションあがりますので、農家さんでもこれから作る方が増えるといいなと思います!
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