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【かんきつ】デコポンはどんな果物?よく似ている不知火(しらぬい)との違いは?旬や主な産地は?
(2020年3月18日・2022年4月29日更新)
今回はかんきつの「デコポン」についてお伝えします。
形に際立った特徴があり、この姿を見たことのある人は多いでしょう。
見た目がこれに似ている、「しらぬい(不知火)」と呼ばれるかんきつがあります。
皮や身の形状、味は、デコポンとそっくりです。
デコポンと「しらぬい」にはなにか違いがあるのでしょうか?
不知火(しらぬい)とは?
「しらぬい」はデコポンと同じ品種です。
デコポンの正式な品種名が、「しらぬい」なのです。
熊本県の果実の団体(協同組合)が、1993年に「しらぬい」という品種を「デコポン」という名にして商標登録をしました。
ある一定の基準をクリアしたものを「デコポン」として販売してよい、と現在ではなっています。
基準をクリアしてない、というわけではありませんが、デコポンとは名乗らず、「しらぬい」のまま販売されるということもあります。
なので、見た目が非常に似ているのは当然のことで、おなじ品種なのです。
結論は、不知火(しらぬい)=デコポンです(^^)/。
デコポン(しらぬい)の旬の時期や主な産地は?
デコポンがよく出回る旬の時期は、3月から4月ごろです。
この時期のデコポンが、自然環境の露地栽培で収穫されるものになります。
早いものだと、ハウス栽培のものは12月ごろに出回るそうです。
贈答品が多くやり取りされる時期に合わせているのかもしれないですね。
主な産地は熊本県や愛媛県、和歌山県です。
みかんが多く生産されているところが多いです。
しらぬいは表面がデコボコしてるけど、中身はツヤツヤ!ジューシー!
下の写真は、私が購入した「不知火」です。(愛媛の無茶々園。2019年春。)
スーパーで見るデコポンとはかなり違った様子です。
有機栽培の基準に沿った農薬しか使わないそうなので、かなり自然に近い状態で、農家さんに大切に育てられた「しらぬい」です。
ちょっと凸(ボコ)っとしているところがデコポンらしさが出ています。
ものすごく自然に近い、元気ないいオーラを出している「しらぬい」君たちだと思います\(^o^)/。
表面がデコボコしているので、キズがつきやすいそうです。
切ると、こんな感じです。
非常にみずみずしく、ジューシーです。
外皮は薄いです。
ここがポンカンと違うところですね。
デコポンは味がしっかりしていてジューシーでおいしい!!
デコポンそのものの味は、しっかりとしていて、甘いです。
清美とポンカンの掛け合わせなので、清美らしいキリっとした酸味と甘みがあり、ポンカンのように皮は柔らかく剥きやすいです。
なので、非常に食べやすく、万人向けのかんきつだと思います。
さいごに
今回は、かんきつの「しらぬい(不知火)」についてお伝えしました。
デコポンとの違いが気になるところですが、
「しらぬい」は品種名。
「デコポン」は登録された商標。
ということです。
よって、「デコポン」=「しらぬい」です。
なので、お店で「しらぬい」と名乗るかんきつがいたら、「デコポン」と同じと思っていいのです。
デコポンは甘酸っぱくてジューシーで味が良いです。
飽きずに楽しめるかんきつだと思います(^^)/。
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