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はちみつ好きにはおすすめ!「ジャラはちみつ」のことを知ろう!
(2021年1月19日・2月2日更新)
はちみつは、ミツバチがどんな花からとってくるかによって、出来上がりがかなり違います。
いろんな名称のはちみつが売られているのは、ミツバチがとってくる花の名称なのです。
「ジャラはちみつ」は、オーストラリアで生産される、かなり個性的なはちみつです。
今回は「ジャラはちみつ」についてお伝えします。
「ジャラはちみつ」の「ジャラ」は、ユーカリの花!
ミツバチが何の花からとってきたものなのか。
はちみつの種類の名前には、植物の名前が表されていることがほとんどです。
アカシア、れんげ、マロニエ、栗、桜、百花(「いろいろな花」という意味)…。
種類はけっこうあります。
したがって、今回ご紹介するはちみつは「ジャラ」という植物から採ったはちみつである、ということになります。
しかし、「ジャラ」という花は、知らない人がほとんどと思われます。
ジャラというのは、ユーカリの一種です。
コアラが食べている植物です。
「ジャラ」は、西オーストラリアにのみ生育する、特殊なユーカリの木です。
大木なら、30メートルから40メートルにまで成長するそうです(これには数百年かかるそうです)。
この木は、2年に1度、花を咲かせます。
お花がなければ、ミツバチは蜜を採取できません。
よって、ジャラのはちみつは、2年に1回しか採取できません。
(上の写真は、ユーカリの花です。ジャラかどうかは不明)
そもそもジャラという植物自体が、限られた土地にしか生えていないので、他の花から蜜を採るよりも、どうしても量が少なくなります。
ジャラはちみつ、というのは、非常に貴重なはちみつなのですね。
貴重な「ジャラはちみつ」!気になるお味は?
ジャラというユーカリの一種の、しかも2年に1度しか咲かないお花から採ったはちみつ。
どんな、お味なのでしょうか…。
私が購入したのは、「スリーエイト」の、「ジャラ純粋はちみつ」です。
こんな写真でも、なんとなくわかっていただけるのではないかと思いますが、
とにかく、色が濃いです!
人によっては、「これ、ハチミツなの?」と言うくらい、黒っぽいです。
黒っぽいので最初は驚くかもしれませんが、大丈夫です。
ハチミツとしての「とろみ」は、やや固めです。
スプーンを入れると、ちょっと抵抗があるくらいの固さです。
香りは、非常に独特です。
スーパーにリーズナブルな価格で販売されている、金色に近いはちみつに慣れている方は、びっくりされるかもしれません。
ジャラはちみつの香りは独特です。
とにかく、「濃い」。
濃厚な、薬草のような、黒糖のような、何かのスパイスのような、何かのおまじないのような…本当に、独特の香りです。
なので、私の周りには「ごめん、これだめだわ」という人が何人かいました。
でも、「めちゃくちゃおいしい!」「大好き!」という方も多いのです。
コクがあり、濃厚であり、大地を感じるようなスパイシーさがあります。
日本のはちみつに慣れているなら、本当に「新しい世界が開けた」レベルの、味の違いです。
日本の純粋はちみつは、アカシアだったり、レンゲだったり、珍しいところでは、サクラがあったりします。
これらは、色も比較的薄く、味も香りも淡くて上品で、非常に食べやすく、おいしいです。
ジャラはちみつを食べた時の、私の周囲の人の感想は、「黒糖みたい」でした。
なので、本当に、黒蜜と同じように使っている方もいます。
ジャラはちみつのもう一つの魅力!
ジャラはちみつは、非常に「抗菌力」があるのです。
これは、ジャラはちみつの持つ、天然の酵素によるものです。
ちょっとしたキズにはちょん、と塗ってしまってもいいそうですよ。
治りが速くなるそうです。
私は、何らかの理由で喉がイガイガする時に、すぐさま舐めるようにしています。
そうしますと、痛みやイガイガ感が緩和されるような気がします。
ジャラはちみつの、殺菌力、抗菌力は、あの「マヌカハニー」を超える、という説もあるくらいです。
非常に貴重で、神秘的で、ありがたいハチミツ、と言えるでしょう。
さいごに
今回は、貴重なはちみつの中でも特に希少性の高い、「ジャラはちみつ」についてお伝えしました。
「スリーエイト」のジャラはちみつが、比較的求めやすい価格ではないかな、と思います。
生活クラブ生協でも扱いがあります。利用している方はチェックしてみてください(^^)/。
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