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太宰府天満宮ゆかりの名物和菓子!梅が枝餅ってどんなお菓子?
梅が枝餅を知っていますか?
「天神様」がまつられる太宰府天満宮、菅原道真公ゆかりの和菓子です。
もち米とうるち米でできた皮の中に餡が入っているお菓子です。香ばしさと食感が独特のものになっています。
これがとてもおいしいのです。
現在は「お取り寄せ」も可能で、全国にいても食べられる、「梅が枝餅」についてお伝えします!
梅が枝餅とは?
福岡県太宰府市に、「大宰府天満宮」という、学問の神様がまつられた大きな神社があります。
そこにまつられているのが、日本史でも超有名人の、「菅原道真(すがわら・みちざね)」です。
非常に優秀な方ではありましたが、いわれのない罪で、大宰府に左遷されました。
彼の死後、都ではおそろしい天変地異が多発したので、神様としてまつられることとなり、今にいたります。
都の超エリートが地方に左遷され、落ち込んでいるところに、気の毒に思ったお婆さんが、梅の枝に焼いた餅をさして道真公に差し上げたのが、「梅が枝餅」の起源とされています。
菅原家の家紋が「梅」だったり、道真公が梅を愛したと言われることからも、「梅が枝餅」の「梅」は、道真公を象徴するものでもあります。
実は、このお餅には、梅に関するものは一切入っていません。
なので、梅の味はしません。デザインとして利用されているだけです。
生地は、もち米とうるち米をブレンドした粉から皮を作っています。
その中にあんこが入り、外側を香ばしく焼き上げて販売されています。
シンプルですが、意外と他ではみられない、おいしい和菓子です。
(写真引用元:「梅が枝餅ネットショップみやけ」http://www.umegaemochi.jp/original2.html)
太宰府天満宮が販売しているのではなく、境内や参道にて、多くの店舗で伝統的に売られています。
現地に行かないでも食べられる!
実は、私は太宰府天満宮には1度も行ったことはありません。
でも、梅が枝餅は何度も食べたことがあります。
どうしてでしょう?
それは、生協や通販で買えてしまうからです!
梅が枝餅は焼いて提供される、できたてがおいしいお菓子です。
しかし、昨今の冷凍技術や流通の進歩からか、他の地域に居ながらにして食べることが可能なのです!
これには、電子レンジの役割も大きいです。
こちらはコープデリで注文した、やす武さんの、梅が枝餅5個入りです。価格は税抜556円でした。
冷凍で届きます。
こんな感じで、一つ一つ、個包装でビニールに包まれています。
これを電子レンジで温め、香ばしさを復活させるために、さらにオーブントースターで仕上げ温めすると、よりいっそうおいしくなります。
写真がよくないのでおいしく見えないかもしれませんが(;^_^A。
とってもおいしいんですよ!
昨今の技術はすごいですよね。
もしかしたら、デパートの物産展とかでも扱っているかもしれません。
見かけたらぜひ買ってみてください。
梅が枝餅を作るお店は大宰府参道にたくさんあるそうです。
やす武さんのほかにも、通販で取り扱っているお店がいくつかありますよ。
さいごに
菅原道真公が失意の中お亡くなりになったのは、2月25日といわれています。
また、道真公をまつる大宰府天満宮は、学問の神様として有名なことから、梅が枝餅が話題に上るのも、この2月から3月の時期です。
梅のシーズンとも重なり、なんとなく梅が枝餅は、2月や3月のお菓子のイメージが定着しています。
でも、通年、入手することは可能のようです。
菅原道真公ゆかりの和菓子は、素朴で上品で、飾り立てのない、おいしいお菓子です。
みなさんも、ぜひ一度は食べてみてください。
私はいつか現地に行って食べたいと思います!