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アールグレイはフレーバーティー!どんな紅茶なの?
アールグレイ、とはよく聞く紅茶の一種ですね。
ペットボトルの紅茶にもあったりして、飲んだこともあると思います。
かなり特徴のある香りの紅茶ですね。
一方、「香りが強すぎる」「あんまり好きじゃない…」という声もあります。
ダージリン、アッサム、セイロン、などとは何か違うのでしょうか?
そもそもどんな紅茶か知っていますか?
今回は、「アールグレイ」の紅茶について、お伝えします。
「アールグレイ」はフレーバーティーの一種!!
紅茶の名前は、色々聞いたことがありますよね。
「ダージリン」は、インドのダージリン地方でとれる、茶葉の銘柄です。
「アッサム」は、インドのアッサム地方でとれる、茶葉の銘柄です。
「セイロン」も、(現在のスリランカである)セイロンでとれる、茶葉の銘柄です。
しかし、「アール・グレイ」は、イギリスの言葉で「グレイ伯爵」の意味です。
茶葉とは全く関係ありませんよね。
実は、アールグレイとは、ベルガモットというかんきつの香りを茶葉につけた、フレーバーティーなのです!
アップルティーやピーチティーなどと同じ仲間です。
なので、ダージリン茶葉にベルガモット、アッサム茶葉にベルガモット、セイロン茶葉にベルガモット…、茶葉は違っても、ベルガモットの香りを付ければ、「アールグレイ」と呼ぶのです!
これは意外と知られてないことだと思います。
「アールグレイ」に使う「ベルガモット」って何?
日本人にとって、「ベルガモット」というかんきつ類は耳慣れなくて、ほとんど知らないフルーツですよね。
ベルガモットは、主な産地がイタリアなので、日本人になじみが薄くてもしかたないです。
食べるのには向かないかんきつです。
なので、精油を採取し、香料として使います。
主な使い道は、この「アールグレイ」や、香水だそうです。
アールグレイの紅茶自体は、イギリスが発祥の地です。
芳香が強いものが好きなイギリス人が、中国茶を真似して作ったと言われています。
グレイ伯爵が考案したとか、諸説ありますが、結局はなぜこの紅茶がアールグレイと名付けられたのかははっきりした根拠はなさそうです。
(※私が最近飲んだアールグレイです。下に小さく、スリランカ産の茶葉にベルガモットで香りを付けた、みたいなことが書かれています。)
ベルガモットの香りの特徴を知っておいしく飲む!
アールグレイは、香りが強いことを好むイギリス人が作ったフレーバーティーです。
逆に、日本人はさほど強い香りを好みません。
アールグレイが苦手な人が結構いるのも仕方ないのかもしれません。
でも、アールグレイの特徴を知って利用すれば、こんなに飲んでいて気分がよくなる紅茶もないのではないかと思います。
私の経験上、体調や気分がすぐれない時、お砂糖でかなり甘くしたアールグレイを飲むと、頭の鈍痛もよくなるような気がして、よく飲んだ時期がありました。
後で知ったのですが、ベルガモットには、リラックス効果やストレスを解放してくれる効果が期待できるそうなのです。
紅茶も、もともと飲むと気分がホッとするものですから、アールグレイというのは、リフレッシュに最適な紅茶といえます。
ベルガモットの香りは、ホットだとものすごく香るそうです。
なので、実はアイスティーが飲みやすいのです。
また、ベルガモットの香りが強めなことから、ミルクティーにしても、うすく感じず、おいしいですよ。
さいごに
今回は、意外と知られていない、「アールグレイ」についてお伝えしました。
アールグレイは、ベルガモットというかんきつ類の香料を、茶葉につけている、「フレーバーティー」の一種であることがわかりました。
ベルガモットはイタリアのかんきつ類で、リフレッシュ効果のあるものとして、アロマオイルも人気だそうですよ。
何となく脳みそが疲れてしまったな…という時、お砂糖をたっぷり入れたアールグレイを飲んでみてください。
香りが苦手なら、冷やしたり、ミルクティーにするのがおすすめです。
ピーチやアップルと違い、ベルガモットは日本人にはまだまだ慣れない方もいるかもしれません。
しかし「リラックス効果の期待できる紅茶」として、使い慣れていくと、なかなかおいしくて便利な紅茶だな、と思いました。
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