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【魚】干物でよく見るホッケはどんな魚?おいしい食べ方は?
(2020年12月25日更新)
「ホッケ」は、北海道ではポピュラーな魚です。
釣りのターゲットとしても人気の魚です。
関東では、「ホッケ」と言えば、「干物」のイメージが強く、なかなか生のホッケを見ることはありません。
でも、まれに売られていることもあり、ぜひ生のホッケもおいしいので食べてみてほしいです。
今回は「ホッケ」についてお伝えします。
「ホッケ」はどんな魚?
(写真引用元:Wikipedia「ホッケ」の項より 新江ノ島水族館のホッケ)
ホッケは、北海道から東北にかけてよくとれる魚です。
なので、西日本ではあまりなじみのない魚かもしれません。
生のホッケは傷みやすいので、関東では、生よりも干物として有名です。
干物ではアジと並ぶくらい、定番になっています。
上の写真は、生のホッケです。
関東でも、まれに生で入荷することもあります。
「生ホッケ」という名前で売られています。
アジに「生アジ」なんて書きませんから、いかに関東でこの丸ごとのほっけが珍しいかがわかります。
旬は、春から夏です。
ホッケの干物はどうやって焼くの?
関東ではまずホッケは「干物」で手に入りやすいです。
大きさは20㎝から30㎝ほどと、けっこう大きい干物になります。
こちらは皮側です。北海道産の「真ホッケ」を、静岡の沼津で加工した商品でした。
焼き方は、まずは身を天に向けて焼き始めます。
このように、2枚焼こうとすると、魚焼きグリルいっぱいになる大きさです。
大きさと機種、室温によりますが、解凍済みなら、最初は6~8分様子をみて焼きます。
これくらいの焼けめが できたらひっくり返し、皮面を弱火で3~4分焼きます。
しっかりと焼き目がついたら出来上がりです。
干物なので、塩水にいちど漬かっています。
塩気は十分ありますが、醤油をかけながら、お好みで大根おろしと一緒に食べるのがおすすめです。
ホッケの干物のグリル焼き以外のおいしい食べ方は?
ホッケの干物は、上のように、グリルで焼き魚にして食べるのが定番ですが、頂き物などでたくさんあるなどして消費したい場合は、以下のような料理はいかがでしょうか。
・焼いてほぐして、サラダや酢の物に使う。
・皮をはぐ必要がありますが、淡白な白身なので、一口大に切り、フライや唐揚げ、竜田揚げ、フリッターにもいいです。タルタルソースが合います!
・皮をはぎ、片栗粉をまぶしてソテーにして食べるのもおいしいです。
・沸騰した湯に酒を少々入れて、ホッケ干物を入れて3~4分茹で、アツアツを食べる。←おすすめ!
もし焼くだけのホッケに飽きたら、やってみてください!
生ホッケが手に入ったら、煮付けやフライ、洋風調理もおすすめ!!
生ホッケは、一般家庭ではまず刺身は無理だと思います。
けっこうお腹にアニサキスがいます。
3枚におろして、塩と酒をふりかけたところに熱湯をかけて臭みをとり、甘辛く煮る煮付け、
パン粉をつけて揚げるフライ、
ガーリックソルトなどをまぶして、オリーブオイルでカラッと焼き上げるのもおすすめです。
干物のホッケよりもかなり身が柔らかいです。
この柔らかさが、調理の際にはすこし大変なのですが、できあがりはホクホクとしていて、
干物とはまた違った格別なおいしさがありますよ。
さいごに
今回は、ホッケについてお伝えしました。
北海道や東北ではおなじみの魚です。
関東では戦後あたりから、庶民向けの干物として食べられてきました。
近年は、ロシアからの輸入物もあるそうです。
脂のノリもほどよく、身が柔らかくて、クセがなく食べやすいので、万人受けする干物です。
関東では干物であればスーパーでよく見ると思います。
生ホッケも、だんだん東京でも見かけるようになりました。
ぜひ1度食べてみてください(^^)/。
★おまけ…下の写真は「ホッケのたまご」です。
ホッケのたまごは、醤油濃いめで煮付けるとおいしいそうですよ。
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