【六花亭】最中「ひとつ鍋」!お鍋をかたどった独特のフォルム!

目次

お鍋をかたどった独特のフォルム!とてもおいしい六花亭の最中「ひとつ鍋」!

北海道の「六花亭」のお菓子はなんでもおいしいですよね。

また、ネーミングやお菓子の内容、コンセプトも独特で、味わい深いものが多いです。

「ひとつ鍋」もそんなお菓子です。

今回は六花亭の最中、「ひとつ鍋」をご紹介します!

「ひとつ鍋」は十勝開拓の祖・依田勉三が詠んだ句から生まれた最中!

北海道十勝の開拓は、快適な生活を送る現代人には到底理解することのできない過酷なものでした。

苦難に苦難を重ね、十勝開拓の礎を築いた偉人が「十勝開拓の祖」と呼ばれる「依田勉三」さんです。

彼が詠んだ句「開墾のはじめは豚とひとつ鍋」は、非常に印象的な句です。

ほとんど何も持たない状態で未開の地に乗り込み、容赦ない自然と戦って生活の基盤を新しい地に作っていく、というのは、なかなかできることではありません。

明治時代の開拓者の精神には頭が下がります。

 

そんな、力強い句から発想され、最中で表現したのが「ひとつ鍋」というインパクトのある名前のお菓子です。

なぜ、依田勉三さんの句から、最中なんでしょうか。

この六花亭の発想が大好きです!(^^)!。

 

「ひとつ鍋」パッケージ紹介!

「大平原」の記事でもお伝えしましたが、六花亭のお菓子のパッケージには、物語性がものすごく込められています。

これが、最中(モナカ)のパッケージなのです。

他に類を見ないと思います。

かっこよすぎます。

 

「蝦夷全図」です。「仙臺・林子平」とは、江戸時代の学者さんです。

またすごい地図(「三国通覧図説」)をパッケージに持ってきています。

 

真ん中の赤い印は、何でしょう…?

「晩成合資会社之印」だそうです。

もう、「リスペクト」しかないパッケージですね!

これにぐっとくるファンが多いようです。

 

裏に、「開墾のはじめは豚とひとつ鍋」という句が掲載されています。

サイドも「ひとつ鍋…六花亭…以上。」という渋さです。

句のバックの図は、当時の開拓の集落の地図とかなんでしょうね。

徹底してますね( ;∀;)。

 

「ひとつ鍋」の最中は3種類!本当に昔のお鍋の形!

私が購入したのは6個入りです。

生協の宅配「コープデリ」にて。

左から小倉餡、白餡、こし餡です。

7センチ四方におさまる大きさです。

 

昔の囲炉裏端にありそうな鍋です。

フタがさも開けられそうですが、開けられませんでした。残念!

よくできてますよね!

 

左が小倉餡、右が白餡です。

撮影できませんでしたが、求肥でできたお餅が2個入っています。

お餅とこの餡の組み合わせがたまりません。

 

こしあんを半分に切って、なかの求肥もちの撮影に成功しました。

3つとももちろん同じ大きさです。

1個のボリュームがなかなかあります。

1個で満足できます。

 

あんこも最中も求肥のもちも、全ておいしいです。

さすが、「六花亭」のお菓子です。

北海道土産にとてもいいお菓子だと思います。

 

さいごに

今回は、六花亭の最中「ひとつ鍋」をご紹介しました。

十勝開拓の祖「依田勉三」さんの句から発想され作られた最中です。

「大平原」と同様、じわじわと感動するパッケージのお菓子です。

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6個で800円台と、なかなかのいいお値段ですが、1個のボリュームが大きく、1個200円レベルと言っても過言ではないくらいなので、内容的には充実していると思います。

北海道土産にいいお菓子だと思いますし、私のように生協で買えたりもしますし、上のように、楽天でも買えます。

もちろん、公式サイトでも販売されています。

最中としてもほんとうにおいしいお菓子です。

パッケージの林子平の歴史的な地図も、見入ってしまうような迫力・魅力があります。

ぜひ1度食べてみてください!(^^)/

★関連記事:名画のようなパッケージ!シンプルでおいしい六花亭のマドレーヌ「大平原」!

 

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