モロヘイヤってどんな野菜?旬はいつ?おいしい食べ方は?
「モロヘイヤ」という野菜を知っていますか?
ねばねば好きの方にはとてもおすすめの野菜です!
今回は「モロヘイヤ」について、旬やおいしい食べ方をご紹介します!
モロヘイヤってどんな野菜?
「モロヘイヤ」はエジプトの方言だそうです。
東地中海の原産と言われます。
エジプトでは昔から食べられています。
このような葉モノ野菜をスーパーで見たことはないでしょうか。
正式な和名は「シマツナソ」と言います。
しかし、スーパーでは「モロヘイヤ」の名前で販売されていることがほとんどだと思います。
1枚1枚の葉の様子はこんな感じです。
エジプトではその昔、重病を患った王様のためにこのモロヘイヤでスープを作り、王様に食べさせたところ、回復したという故事があります。
「モロヘイヤ」の語源をさかのぼると「王様の野菜」(ムルキーヤ)というアラビア語になります。
日本は1980年代から普及が始まりました。
モロヘイヤは、現代でも栄養価が高いとされており、「野菜の王様」と言われています。
モロヘイヤの旬はいつ?
モロヘイヤの旬(出回る時期)は、夏(6月~9月)になります。
群馬県や愛知県が主な生産地です。
暑い国からやってきた野菜なので、日本では夏がいちばん成長し、収穫量が増えるのですね。
モロヘイヤのおいしい食べ方は?
モロヘイヤは茹でて食べるのが一般的です。
茎はとても固いので、茎は取り除いて、葉っぱのみを茹でるようにしてください。
ほうれん草と同じように、沸騰したお湯に塩を小さじ1くらい入れ、10秒くらいゆでます。
見た目に柔らかくなったなと思ったらすぐにお湯からあげて、冷水で冷ましてください。
茹でた時点でもう粘り気を感じます。
刻んでいきます。
かなり緑が濃いです。
いかにも栄養がありそうです。
でも柔らかそうではないですか?
かき混ぜると、粘りが増してきます。
上のように、かつお節をかけ、醤油やめんつゆを垂らして、かき混ぜて食べてください。
これがいちばんおいしい食べ方だと思います(^^)。
納豆に混ぜ込んだり、ゆでて刻んだものをおみそ汁の具にしてしまうのもいいと思います。
中東原産の野菜です。中東では、羊や鶏肉の煮込み料理に、一緒に煮込んで食べるそうですよ。
さいごに
今回は、中東原産の、茹でると粘り気の出る、栄養豊富な野菜、「モロヘイヤ」をご紹介しました。
暑い国の原産らしく、日本では真夏にいちばん売られます。
納豆や冷ややっこなどと一緒に食べて、夏バテ対策にもいいかと思います。
そんなに味にクセは無く、食べやすい野菜です。
茹でて刻んでからオクラと一緒に、めんつゆをかけて食べるのもおいしいですよ。
栽培もそんなに難しくなく、良く育つそうで、家庭菜園でも人気です。
もしお店で見かけたら買って食べてみてください!
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