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福神漬けってどんな材料を使っているの?いつからあるの?おすすめの福神漬け2品をご紹介!

目次

福神漬けってどんな材料を使っているの?いつからあるの?おすすめの福神漬け2品をご紹介!

「福神漬け」はよく食べますか?

カレーの時に食べるイメージが強いと思います。

他には、お店で売られてる弁当のスミの方に盛り付けられていたり。

存在は地味なようでいて、あると嬉しいお漬物なのではないでしょうか。

 

福神漬けは具体的にどんな材料を使っているのでしょうか?

日本にはいつからあるのでしょうか。

今回は福神漬けについお伝えします。

また、おすすめの福神漬け2品をご紹介します。

「福神漬け」っていつからあるの?語源は?

「福神漬け」の由来は、いくつかあるそうです。

 

ひとつめ:江戸時代の初期に、秋田県(出羽国)出身の僧侶が、上野のお寺の「寮」にて、色んな野菜の切れ端を上手にお漬物に作り上げました。

これが好評で「福神漬け」と名付けられ、巷に広まったという説です。

 

もうひとつ:明治時代に、東京上野の漬物店店主が開発して売りに出したところ、大評判となりました。

この漬物を気に入った、当時の流行作家が「ご飯にはこれだけでいい!おかずはいらないから、お金が貯まる!(家に七福神がやってきたような幸せになる)」などどほめたたえたそうです。

当時の「ご飯がススム君」の登場、という訳です。

このことと、漬物店が上野の弁財天のそばにあったことと、7種類の野菜を使うこと、ということが「七福神」に連想され、「福神漬け」と命名されたという説です。

(以上Wikipediaの「福神漬」の記事を参照しました)

 

この二つの共通点は「東京(江戸)・上野発」というところです。

福神漬けは、東京発のお漬物、と考えてよさそうですね。


 

「福神漬け」にはどんな材料が使われている?

福神漬けには7種の野菜が使われているのが一般的です。

大根、ナス、ナタマメ、レンコン、きゅうり、しその実、シイタケ(または白ごま)です。

(製造者によって多少材料が違ったり増減はあったりします。)

これらを下漬けします。

下漬けした野菜を塩抜きし、細かくきざみます。

これに醤油、砂糖、みりんで作った調味液に漬けたものになります。

「非発酵型の漬物」ということで、漬物によくある「乳酸発酵」はされていません。

だから、そんなに酸味は感じないですよね。

 

福神漬けに赤いのと茶色のがあるのはなぜ?

福神漬けが真っ赤なことがあります。

Beef curry rice 003

(写真はWikipediaより「日本における典型的な家庭のカレーライス」

上の写真のようなものが典型ですね。

今でも「カレーライス」といえば、この真っ赤な福神漬けが乗っていたり、イメージされたりします。

 

これは大正時代から始まったと言われています。

ヨーロッパに向かう客船の中で出されたカレーライスの福神漬けが赤く着色されたそうです。

インドカレーを意識したとも言われます。

ヨーロッパへ向かう一等客船の客向けといいますから、かなり「ハイカラ」で高級なことだったでしょう。

 

昭和の時代も、高速道路や地方の有料道路のパーキングエリアの食堂なんかのカレーライスには、こういう真っ赤な福神漬けでした。

学食や社食にあるような福神漬けも赤かったと思います。

今でも見かけることはあります。

 

しかし、もともとはみりんや醤油で付けた、他の和のお惣菜と同じ、「茶色いおかず」なのです。

食品添加物への意識が強まって広がりを見せ始めると、福神漬けも本来の色へ戻っていきました。

なので、今カレーライスに茶色の福神漬けが添えられていても疑問に思ったりする人はあまりいないでしょう。

 

おいしい福神漬けを2品ご紹介!

★「コープデリ」で購入!「桐印・日本橋漬(福神漬)」(国分)

「コープデリ」のカタログで異彩を放っていましたので思わず買ってしまいました。

 

すごくレトロなラベルです。

昭和より前だ、というのは確実に感じます。

貫禄と迫力を感じます。

「東京名産」とは堂々たるものです。やっぱり東京のお漬物なんですね。

 

 

この「日本橋漬(福神漬)」は大正2年(1913年)発売とのことです。

今年2019年で106年になります。

「コープデリ」では135g入り瓶で税抜500円でした。

 

開けた瞬間です。

かなり色が茶色くて濃いです。

醤油の香りもすごくしてきます。

添加物はほとんど使用されてないので、不自然な照りや粘り、とろみ、のようなものがありません。

この地味な感じが、実は「本物」なことが多いんですよね。

 

 

お皿に盛りつけても、色合いは地味です。

フラッシュを発光させて、なんとか明るく撮る、といった感じでした。

 

 

白いご飯単独、そして、カレーを食べる時にも添えました。

彩りはないですが、「おいしそう」なのは福神漬けから伝わってきます。

 

実際、ほんとうに美味しかったです!

味が濃いけど、しつこくなく、へんな後味もしない。

うま味もある。確かにご飯がめちゃくちゃススム。

明治の流行作家のテンションが上がったのもよくわかります。

ほんとに「いい福神漬け」ですよ(^^)/。

「ROJI日本橋」というサイトで通販もされています。

よかったら食べてみてください!

 

★「生活クラブ」の福神漬けが安くておいしい!(浜食)

「生活クラブ」は漬物にも合成着色料、保存料を使っていません。

そのことだけでも、ずいぶん味がよくなると思いますが、もちろんそれだけではなくて、材料や調味料、作り方がいいからこそすごくおいしいのです。

  

(写真引用元:「生活クラブ・eくらぶ」

購入には、生活クラブの組合員である必要がありますが、価格はなんと150gで155円(税抜)です!

さっきの「日本橋漬」は135gで500円ですから、かなりお安いです。

 

味は、低塩、低糖度に仕上げたということもあり、あっさりめです。

やさしい味がします。甘めの味付けです。

調味料も生活クラブのものを使用しています。この生活クラブの調味料がおいしいのです。

この福神漬があまりにもおいしいので、いっぺんに一袋食べてしまう!という人もいるくらいです。

 

福神漬けを食べきりたい!「ご飯と食べる」以外に何か使い道はある?

上記したように、好きすぎていっぺんに食べてしまう!という人はいいですが、たいていは「食べきれない」という人が多いのではないでしょうか。

おすすめの使い方は「卵焼きにする」です。

今回はこの「日本橋漬」を使います。

 

 

卵をかき混ぜる前に福神漬けを入れました。

味の濃い「日本橋漬」です。これでは濃いことが後で分かりました。

もっと少なく、半分くらいでいいと思います。

 

 

かき混ぜ、フライパンで普通に焼きます。

味付けは、福神漬けに味があるので、他に付け足す必要はありません。

 

こんな感じです。

かなり福神漬けの割合が多かったです(;^_^A。

もっと少なめでやってみてくださいね。

「生活クラブ」の福神漬けなら、もっと優しい味になったと思います。

お漬物も、メーカーそれぞれですから、少しづつ様子を見て卵焼きにも使っていただけたらと思います。

 

他には、汁も一緒にお好み焼きに入れる、という人がいました。

なかなかおいしそうです。

卵焼きもそうですが、福神漬けを入れると、味に「コク」がでるんですよ。

チャーハンに入れて一緒に炒めてしまうのもおいしいと思います。

 

さいごに

今回は、福神漬けの由来や、おすすめの福神漬け2品福神漬けを使い切るヒントなどをお伝えしました。

乳酸発酵させてないのであまり酸味がなく、逆に甘みのある、歯ごたえのあるお漬物なので私は好きです。

最近は甘い漬物が好まれるような気がするのですが、福神漬けも、結構甘いほうだと思います。

使い切るのも大変だったりしますが、検索すると、いろんなアイデアが出ていました。

色々使ってみて、ご自分にあったレシピを見つけてみてください(^^)/。

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