アイナメ(鮎並)の旬はいつ?おいしい食べ方は?卵がカラフル!

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アイナメ(鮎並)の旬はいつ?おいしい食べ方は?卵がカラフル!

(2020年12月13日更新)

アイナメは「鮎並」と書きますが、見た目は全くアユには似ていない魚です。

どんなお魚なんでしょうか。

今回は「アイナメ」についてお伝えします!

アイナメはこんなお魚です!

これがアイナメです。

鮎並と漢字で書きますが、姿は全く似ていませんね。

 

なぜ鮎並と書くのかは、アイナメは、アユと同じように、縄張りを持つことやぬめりがあることからきていると言う説があります。

縄張りもぬめりもある魚は他にもいると思いますが、この魚がその点でアユになぞらえられたのは個人的に少し不思議な感じがします。

味が似ているからか、と思いましたが、そうではないようですね。

 

眼がくりっとして、お腹がでっぷりの、愛嬌のある魚です。

私はこの魚を見ると、どことなく「アザラシ」に似ているな、といつも思います。

 

 

 

口元も分厚い感じで、かわいい顔をしています。

 

1尾は40センチくらいの大きさで、だいたい2000円台です。

(もちろん価格は変動があります。)

 

北海道から日本海沿岸、太平洋沿岸、瀬戸内海など広く分布しています。

塩分濃度の低い、浅い岩礁帯にいるそうで、テトラポッドの下にいたりするそうです。

 

 

アイナメは高級魚!釣りの対象魚として人気!

アイナメは、白身の高級魚として扱われています。

 

昔は赤ちゃんの「お食い初め」や、病人食としても使われました。

淡白な味が適すると考えられたからでしょうね。

 

従来、一般家庭で食べられる「惣菜魚」のような扱いでしたが、戦後値上がりしていきました。

なので、最近はスーパーよりも料理店で見られます。

高値がつくので、スーパーで売るのは難しいでしょう。

 

釣りの対象魚として人気で、アイナメ釣りはかなり面白いそうです。

防波堤からでも釣れるとのことです。

もし機会があったら釣ってみたいです(^^)/。

 

アイナメの旬はいつ?

アイナメの旬は、夏から冬です。

ちなみに、「産卵期」は晩秋から冬です(関東)。

北の方はもっと早く、北海道では9月から11月が産卵期になります。

 

 

アイナメのおいしい食べ方は?

「刺身」がおいしいです。

鮮度は落ちやすい魚なので、注意は必要です。

 

脂は適度にのっており、味は淡白で上品です。

歯ごたえを感じます。

 

味が上品すぎて、逆に物足りなく感じるかもしれないです。

ヒラメが好きな方にはおすすめかもしれません。

皮目をあぶるのもいいですよね。

 

  

寿司で食べてみたいなと思いました。

もし寿司屋にあれば注文しましょう!(^^)/。

 

 

他には、塩焼き焼き物( 「木の芽焼き」「幽庵焼き」など)や鍋物からあげ、天ぷらがおすすめです。

鍋物にして、ポン酢しょうゆで食べるのが個人的にいちばん好きです。

 

もし、肝(きも)があれば、スライスしてお鍋にいれて、これもポン酢しょうゆで食べてしまいましょう!

とても濃厚でおいしい肝ですよ。

 

煮付け吸い物でもおいしく、アラをみそ汁なんかにしたら最高ですね!

 

こう見ると、ほぼどんな料理でもピッタリの、ありがたいお魚です。

洋風でも、フリッターやフライ、アクアパッツァでもすごくおいしいと思います(^^)/。

 

アイナメの卵の色はカラフル!

あるアイナメをさばくと、コバルトブルーのような色の卵が出てきました。

 

食べたことがなかったので、湯がいて食べてみることにしました。

 

 

湯がくと淡いブルーになりました。

味は、卵はちょっとパサついた食感でしたが、卵同士をつないでいる、「ぶよっ」としているところがおいしいです。

 

でもひとくち、ふたくちくらいで十分だな、と思いました。

お鍋でアイナメの身を使うなら、一緒に少し入れて食べてみるのがいいと思います。

 

アイナメを、甘辛く煮付ける場合には、一緒に煮てしまうとおいしいそうですよ。

 

地面の色と同じような「保護色」のアイナメから、こんな鮮やかな色の卵が出てくるのにはびっくりしましたが、アイナメの卵にはいろんな色があるそうです。

私がよく見るのは「アカムラサキ」色のアイナメの卵です。

 

 

他には、上記したように鮮やかなブルーだったり、ピンク、白色だったりするそうです。

新鮮なアイナメから出てくる卵にはいろんな色があるんだ、ということを知っているだけで安心ではないかと思います。

(親の身体の色からは想像もつかない色の卵が出てくると、何も知らないとビックリしますよね。)

 

産卵期は晩秋から初冬です。

 

さいごに

今回は、「アイナメ(鮎並)」についてお伝えしました。

白身で淡白な味ですが、味わいは深く、複雑で、身は弾力があり、非常においしいお魚です。

 

アイナメがたくさん獲れた時代は、いろんな料理に使われたでしょうね。

こんなに美味しくて食べやすくてお値段も安ければ、みんな買いますよね!(^^)!。

 

なかなかスーパーに出回らないそうですが、デパートや魚介専門店で販売されてたり、

回転寿司のメニューになっていることもあるかもしれません。

チャンスがあったら食べてみてください!(^^)!

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