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【梨】新高(にいたか)は大きくてジューシーで食べやすい梨!旬はいつ?
(2020年11月24日更新)
「新高(にいたか)」は他と比べてかなり大きい梨です。
歴史も長く、人々に古くから親しまれています。
今回は「新高」についてお伝えします!
「新高」はどんな梨?
「新高」
は、1927年(昭和2年)に命名された、歴史のある梨です。
種類は「赤梨」(皮の色が褐色)になります。
当時は、新潟県の梨(「天の川」)と高知県(「今村秋」)の梨の掛け合わせと思われていました。
そのため、両県の文字をとり、「新高」と名付けられました。
(しかし、その後の遺伝子解析により、高知県の梨ではなく神奈川県の梨(「長十郎」)の可能性が高いことがわかりました。)
読み方は「にいたか」です。
「新高」は「豊水」や「幸水」に次ぐ生産量の梨です。
平均的に大きい品種です。
その分お値段も張りますが、食べ応えのある大きさです。
時には1キロを超えるものもあらわれたりするのが「新高」です。
「新高」の旬や産地は?
「新高」の旬ですが、9月から10月いっぱいが出回る時期です。
10月がピークになります。
主な産地は熊本県、千葉県、新潟県です。高知県や栃木県でも生産があります。
「新高」はジューシーでおいしい梨!
新高は、見る角度によって、少し角ばっているように見えます。
しかし、角ばっているようでも、果肉が固いわけではないので大丈夫です。
けっこう大きいので、ナイフで切るのも少し大変と思うかもしれませんが、
そんなに固くないので、思っているよりスムーズに切れますよ。
とても水分の多い品種です。
口に入れた最初は、甘みをさほど感じないかもしれません。
水分の多さのほうを感じます。
しかし、後からじわじわと甘みと旨みがきます。
そして、さわやかな酸味があります。
香りも良いです。
噛んでいると、最後にまた優しい甘みが来て、残ります。
ジューシーであり、歯ごたえがあります。
大きくて食べ応えがあるので、数人の家族なら1個で十分シェアできそうです。
運動会の時期に「新高」が手に入れば、運動会のお昼にピッタリだと思います。
梨は「追熟」のない果物です。
買ったらできるだけ早く食べましょう。
購入当日に食べない場合は、新聞紙に包み、ポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室にいれて置き、できるだけ早く食べてくださいね。
さいごに
今回は梨の「新高」についてお伝えしました。
大きくて食べ応えがあり、ジューシーで甘くさわやかな酸味のある、おいしい梨です。
韓国の焼肉料理「プルコギ」では、肉の漬けダレに梨を使ったりします。
梨にはお肉をやわらかくする効果がありますし、梨の入ったタレはとてもおいしいです。
「新高」がもし食べきれない時は、肉料理に使ってしまうのもおすすめですよ。
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