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【ぶどう】酸っぱすぎずほどよい甘さの「甲斐路(かいじ)」はおすすめ!
ぶどうにも多くの品種がありますよね。
1年の内、ぶどうのシーズンは長くて数か月ほどですが、種類がたくさんあって迷うと思います。
今回は、酸味も少なくて甘くて、食べやすいぶどう「甲斐路(かいじ)」についてお伝えします。
ぶどう「甲斐路」はどんなぶどう?
「甲斐路」は山梨県で生まれました。
(山梨県のあたりは昔は「甲斐の国」と呼ばれていました。)
このぶどうは山梨県の「植原葡萄研究所」で育成されました。
1977年から栽培されているので、2019年で42年になります。
「フレームトーケー」と「ネオマスカット」が親の種になります。
「マスカット」のDNAを引き継いでいるのですね。
(「フレームトーケー」は赤色で、欧米で古くから食用とされている品種です。)
「赤いマスカット」と呼ばれています。
しかし、写真のように、付け根の方はマスカットと同じような色をしています。
ぶどう「甲斐路」は食べやすいぶどう!
「甲斐路」は比較的食べやすいぶどうだと思います。
軸ができるだけ茶色でないものを選ぶ方がいいのですが、写真のように、私は特売の、見切りの「甲斐路」を買ってみました。
なので、軸が茶色です。
しかし、おいしかったです!びっくりしました。
甲斐路は日持ちのするぶどうだそうで、それを聞いて納得しました。
味は甘く、さわやかです。
いい味わいのぶどうです。
甘味もあるし、かといって甘いだけでなくて、程よく酸味もあるのです。
ここがマスカットの特徴を引き継いでいると思います。
皮はデラウェアのようにつるっとはむけません。
いったん全部口に入れて、口に残ったら吐き出す感じが、皮と実の間の旨みも味わえておすすめです。
小さな種がありますので、それも出した方がいいです。
極端に甘かったり酸っぱかったりが無く、味のバランスのいいぶどうなので、お菓子づくり、ケーキのトッピングにもおすすめです。
ぶどう「甲斐路」の主な産地と旬は?
「甲斐路」の生産は、やはり山梨県がトップです。
他には、新潟県や山形県でも作られています。
甲斐路には、「早生甲斐路(わせかいじ)」があります。
これは9月上旬から出回ります。
普通の「甲斐路」は9月中旬から10月上旬がシーズンです。
1ヶ月ほど楽しめます。
甲斐路は日持ちするほうのぶどうですが、購入したらできるだけ早く食べるのがいちばんです。
いっぺんに食べきれない場合は、ポリ袋に入れて乾燥を防ぎ、冷蔵庫の野菜室で保管してください。
さいごに
今回は、ぶどうの「甲斐路(かいじ)」についてお伝えしました。
甘味と旨みがあり、酸味もバランスのいい、おいしいぶどうです。
ナガノパープルやシャインマスカットほど高いものではありません。
しかしデラウェアなどに比べると、ちょっとぜいたくな部類に入るかもしれません。
年に1ヶ月ほどの出盛り期なので、1回くらいは食べたいぶどうです。
かなりおすすめなので、もし見かけたら食べてみてください(^^)/。
★関連:【ぶどう】シャインマスカットの旬はいつ?主な産地はどこ?どんなぶどう?
★関連:【ぶどう】ナガノパープルの旬はいつ?名産地はどこ?お値段はいくらくらい?