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【カツオ】「初鰹(ハツガツオ)」の時期はいつ?刺身やタタキがうまい!!(関連:戻り鰹)
(2021年1月25日・4月4日・14日更新)
今回は「初鰹(ハツガツオ)」についてお伝えします。
別名「のぼり鰹」とも呼ばれ、江戸時代から愛される、好きな方にはたまらない、かなりおいしい魚です。
(関連して、「戻り鰹」についてもお伝えします。)
「初鰹」の時期はいつ?どんなカツオのことを言う?
「初鰹(ハツガツオ)」は、初夏の時期に出回るカツオのことを言います。
「のぼり鰹」とも言います。
(※早くて3月下旬から出回っています。)
カツオは、サバ科の魚です。
南のあたたかい海域に棲む魚ですが、回遊性です。
春になると暖流(黒潮)にのって太平洋岸を北上し、関東近海にやってきます。
黒潮にのって「のぼって」くるから「のぼり鰹」と呼ばれるんですね。
江戸の人が大枚はいたいてでも食べたがった魚です。
カツオは現代でも鰹節などの加工品が盛んに使われる、日本人にとってはなくてはならない魚ですよね。
赤身はさっぱりとして酸味もあり、いかにも江戸っ子が好みそう…と想像します。
個人でカツオを買ってさばくのは大変!できあいのタタキも活用しましょう!!
カツオは頭のそば、人間でいうと肩のあたりに固いところがあり、そこを取りのぞいてさばきます。
しかし、個人で一尾を買ってきて、さばいて食べきるのはなかなか難しいですよね(^o^;)。
タタキなどは、一般家庭の台所ではなかなかできることではないでしょう。
カツオのタタキは、魚屋で焼いたり、加工場で焼いて冷凍保存して流通したりしています。
おいしいものが見つかればラッキーですよね。
通販でも手に入れることができます。
カツオのタタキには、腹のほうと、背のほうがあります。
上の写真は、腹のほうのタタキです。
(背のほうが、形は整っています。)
ワタを取るので、腹のほうの切り身はどうしても形がいびつになってしまいますが、この薄い部分の味が非常においしく、自分の好みです。
うま味が凝縮されているような気がします。
スーパーでサラダ風にできているのを買ってきて食べてみるのもいいですよ。
当たり外れもあるのですが、旬の初鰹の時期は、たいていはおいしいと思います(^^)/。
できあいのタレも酸味が強くてなかなかおいしかったです。
自分で作って食べるのがおいしいかもしれないですが、気軽に、気楽に、できあいのものを食べるのもいいんじゃないかな、と思います。
赤身のあたりに艶があって鮮度が良さそうと思ったら買います。そうでもなさそうなら諦めます(^^)。
★「戻りがつお」はいつの鰹??
「戻りがつお」
は、秋頃に北から「戻って」くるカツオのことを言います。
カツオには、2回旬があるのです。
【カツオ】初ガツオに比べ、脂が乗った戻りガツオは別の美味しさがあります。写真は約6kgの愛媛県産で、日戻りの曳縄釣で漁獲されました。魚体の色も光っています。1本売りが当たり前だった仲卸は、現在は半身や1/4身での販売も。カツオといえば「たたき」ですが、ポン酢ではなく塩で食べるのも人気。 pic.twitter.com/JxdIb2n3MT
— ザ・豊洲市場【公式】 (@toyosu_shijou) November 4, 2020
戻りがつおは脂がのっていますので、腹のほうよりも背のほうがおいしいとよく言われます。
なので、背のほうのタタキがあるといいみたいですよ。
でも、もちろん、腹の方もおいしいのでぜひ食べてみてください(^^)/。
カツオはもちろん刺身もおいしいです!!
カツオは、新鮮であれば、たたく前の刺身ももちろんおいしいです。
寄生虫の居る可能性が高い腹のほうではなく、背の方の身が安心です。
スライスする時、食べる時、念の為目視して確認しましょう(^^)/。
初鰹の刺身を食べましたが、甘味があり、柔らかく、さわやかで、脂ののりもちょうどよく、非常においしかったです。
機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。
さいごに
今回は「初鰹(ハツガツオ)」についてお伝えしました。
関東では3~4月から5月の初夏の時期に入荷するカツオのことを「初カツオ」と呼び、
5月いっぱいは楽しめますが、それ以降の夏もよく入荷して売られています。
冷凍になっている、カツオのたたきもなかなかおいしいですよ。
普段苦手に感じていても、鮮度のいいものはおいしかったりするので、ピンときたら買って食べてみましょう!
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