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【かつお】「初かつお」の時期はいつ?やっぱり年に1度は食べたい!(関連:戻りがつお)
(2021年1月25日更新)
「初かつお」はかなりおいしいですよね。
江戸の人の大好物だったのがわかります。
今回は「初かつお」についてお伝えします。
「初かつお」の時期はいつ?どんなかつお?
「初かつお」は初夏の時期に出回るかつおのことを言います。
「のぼり鰹」とも言います。
かつおは南のあたたかい海域に棲む魚ですが、回遊性です。
春になると暖流(黒潮)にのって太平洋岸を北上し、関東近海にやってきます。
黒潮にのって「のぼって」くるから「のぼり鰹」と呼ばれるんですね。
江戸の人が大枚はいたいてでも食べたがった魚です。
カツオは現代でも鰹節などの加工品が愛用される、日本人にとってはなくてはならない魚ですよね。
赤身はさっぱりとして酸味もあり、いかにも江戸っ子が好みそう…と想像します。
個人でカツオを買ってさばくのは大変!切り身でサラダ風になっているのも鮮度がよければおいしい!
カツオは頭のそば、人間でいうと肩のあたりに固いところがあり、そこを取りのぞいてさばきます。
しかし、個人で一尾を買ってきて、さばいて食べきるのはなかなか難しいですよね(^o^;)。
私もいつかはやってみたいですが、生ゴミのこととかも考えると、スーパーで出来上がってるのを買って食べるのが一番ラクだな…と正直思います。たたきを作るのも大変ですしね。
鮮度がいいのがおいしいので、そこを見て買ってくるといいと思います。
私は、スーパーでサラダ風にできているのを買ってきて食べました。
当たり外れもあるのですが、初鰹の時期は、たいていはおいしいと思いますよ(^^)/。
できあいのタレも酸味が強くてなかなかおいしかったです。
自分で作って食べるのがおいしいかもしれないですが、気軽に、気楽に、できあいのものを食べるのもいいんじゃないかな、と思います。
赤身のあたりに艶があって鮮度が良さそうと思ったら買います。そうでもなさそうなら諦めます(^^)。
★「戻りがつお」はいつの鰹??
「戻りがつお」 は、秋頃に北から「戻って」くるカツオのことを言います。
カツオには、2回旬があるのです。
【カツオ】初ガツオに比べ、脂が乗った戻りガツオは別の美味しさがあります。写真は約6kgの愛媛県産で、日戻りの曳縄釣で漁獲されました。魚体の色も光っています。1本売りが当たり前だった仲卸は、現在は半身や1/4身での販売も。カツオといえば「たたき」ですが、ポン酢ではなく塩で食べるのも人気。 pic.twitter.com/JxdIb2n3MT
— ザ・豊洲市場【公式】 (@toyosu_shijou) November 4, 2020
戻りがつおは脂がのっていますので、腹のほうよりも背のほうがおいしいとよく言われます。
なので、背のほうのタタキがあるといいみたいですよ。
でも、もちろん、腹の方もおいしいのでぜひ食べてみてください(^^)/。
さいごに
今回は「初かつお」についてお伝えしました。
関東では4月下旬から5月の初夏の時期に入荷するカツオのことを「初カツオ」と呼び、
5月いっぱいは楽しめますが、それ以降の夏もよく入荷して売られています。
冷凍になっている、カツオのたたきもなかなかおいしいですよ。
普段苦手に感じていても、鮮度のいいものはおいしかったりするので、ピンときたら買って食べてみましょう!
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