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【海藻】生の青のりの旬はいつ?おいしい食べ方は?香り高い貴重な海藻!!
(2021年4月27日更新)
生の青のりがお店にならびはじめると、春が始まったと思います。
そして、青のりはここ数年、ますます貴重なものとなっています。
生の青のりは乾燥ものとは違う、ものすごく風味の良い、おいしい海藻なのでかなりおすすめですよ。
今回は生の青のりについてお伝えします。
生の青のりの主な産地はどこ?旬はいつ?
上は、静岡県浜名湖産の青のりです。
浜名湖産の生の青のりは、出回るのは「春先」です。
だいたい3月から5月くらいまで手に入るようです。
旬も、この時期と言っていいと思います。
(高知県四万十川でも青のりが生産されていますが、時期は少し違い、12月から3月です。)
青のりと「あおさ」は違う海藻です!
上の写真は、青のりです。
「青のり」と「あおさ」は違う海藻だそうです。
一見似ていますが、青のりのほうが香りが高く品質も良いとされています。
青のりだと、価格がグンと上がります。
生の青のりのおいしい食べ方は?
生の青のりは砂が混ざっている可能性があります。
流水で洗う必要があります。
洗う時、ザルにそのまま揚げるとのりが流れてしまうので、ザルにふきんやガーゼ、リードペーパーなどを敷いて、そこにのりを流すようにするといいと思います。
目がかなり細かいザルならば、ペーパーが無くても大丈夫です。
浜名湖の生の青のりのパックには、150gほど入っています。
生の場合は、入荷から2~3日で使い切ったほうがいいです。
(販売店では、賞味期限は2~3日で表示しているはずです。)
味や香りが濃厚なので、満足度はけっこう高い食材です。
なので、使い切れない場合もあるでしょう。
そういうときは、洗って水分をしっかりふきんなどで取ってから、ジップロックなどのビニールに入れて薄くし、冷凍保存します。
青のりは冷凍しても劣化しにくいそうですよ。
おいしい食べ方は、やはり味噌汁や吸い物です。
味噌汁をまず作り、アツアツの中に青のりを入れて出来上がりです。
香りが大事なので、あまり加熱しないほうがいいです。
即席の味噌汁に、洗った生青のりを入れても気軽に使えて便利です。
(上の写真は永谷園の「あさげ」に入れてます。)
アツアツの味噌汁が適度に冷めて食べやすくなります。
薄く冷凍しておいたものは、必要分だけちぎって、味噌汁や吸い物に入れてしまってもいいですね(気になる場合はさっと流水で洗ってください)。
溶いた卵に入れて、卵焼きにするのもおいしいです。
味付けはお好みでいいと思いますが、だし巻きとか、白だしを使った作り方がおいしいです。
塩だけでもおいしいと思います。
少し難しいかもしれませんが、天ぷらも香りが良いのでおいしいです。
(衣にまぜて、ちくわの磯辺揚げにも。)
酢の物もいいです。
砂糖、みりん、醤油、酒を使って、佃煮も可能です。
パスタにもかなりおすすめです。
カンタンなのは、ペペロンチーノを作って、最後に青のりを混ぜ込む方法です。
アサリを使ったボンゴレの仕上げに入れて、さっと混ぜても、磯の香りが強いパスタに仕上がります。
ネットを検索すると、生の青のりに関してはかなりたくさんのレシピが出ています。
さいごに
今回は生の青のりについてお伝えしました。
春先にこの生の青のりが出回るのを心待ちにする人も多いです。
磯の香りがたまらない、いい海藻だと思います。
乾燥の青のりもお好み焼きやたこ焼きなど、様々な料理に使えて便利ですよね。
生の青のりは1年のうちでも時期が限られる貴重な食材です。もし機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。
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