【魚】サメガレイはかなり美味!!旬はいつ?おいしい食べ方は?

目次

【魚】サメガレイはかなり美味!!旬はいつ?おいしい食べ方は?

(2021年3月19日・6月25日更新)

今回は「サメガレイ」についてお伝えします。

「サメ」という言葉が入っていると、なんだか怖いような気がしますが、全くそんなことはありません。

サメとは実際は関係のないお魚です。

 

近年ではそのおいしさが評価され、いまでは高級魚の部類に入っています。

おすすめのおいしい魚なんですよ(^^)/。

サメガレイはどんな魚?

サメガレイは、カレイ科サメガレイ属の魚です。

その名の通り、カレイの仲間です。

 

サメガレイは、見た目は非常に「地味」な魚です。

表面はゴツゴツ、ザラザラした固い表皮に覆われています。

 

 

イボがたくさんあります。

さらに、その上にネバネバとした、茶色っぽい「粘液」に全体が覆われています。

 

これが、昔からこの魚の評価を下げていました。

 

このザラザラした表皮がサメ皮に似ているので、東京では「サメガレイ」と呼ばれるようになりました。

 

北海道でよく水揚げされる魚です。

私も、北海道産のものを買いました。

 

他には、岩手県や宮城県などです。

東北や北海道の方でよく獲れ、利用されている魚です。

 

  

 

昔は、このゴツゴツした見た目と、きれいとは言えない粘液と、そして脂の多さで評価が低かったそうです。

安く取引されていました。

 

また、多く獲れていたことで、この見た目の良くない皮をむいて、「ムキガレイ」として販売していました。

今でも、北海道のメーカーではサメガレイを剥いて「ムキガレイ」として通販をしている会社があります。

 

「サメガレイは、普通は皮を剥いて流通している」と説明するメーカーもあります。

(しかし、現在流通しているすべての「ムキガレイ」がサメガレイかどうかは定かではありません。)

 

近年では、鮮度を保つ流通の発達と、魚にも脂のノリが好まれる傾向になってから、この魚の評価は高まり、今では高級魚の部類になっています。

 

上の写真のように、ブランド化といいますか、タグなどを付け、粘液は取り除き、きれいにされてから出荷されているものがありました。

 

また、大きくて活け締めしてあるものは、かなり高いみたいです。

とてもおいしくていい魚だと思いますので、評価が上がっているのは良かったと思います(^^)/。

 

 

サメガレイの旬はいつ?

 

サメガレイの旬は、8月から11月ごろ、夏から晩秋にかけてです。

私が食べたのは7月中旬すぎだったので、ギリギリ「旬」だったかもしれません。

 

そもそも脂がのっている魚ですので、多少旬をはずしていてもおいしいようです。

 

 

サメガレイをさばくときは軍手が必要?!でも1度はさばいてみたいかも!

サメガレイはかなりゴツゴツしています。

粘液は、タワシなどでこすって、流水でよく流せばいいですが、皮はかなり固く、痛いので注意が必要です。

 

 

「へんな魚おじさん」はプロなので、素手でさばいていましたが、

手が傷だらけになってしまうそうなので、普通は軍手かふきんをつかったほうがいいみたいです。

 

皮を剥いてしまえば、中の身も骨も柔らかい魚です。

エンガワもなかなか大きいです。

 

サメガレイは新鮮ならば刺し身がおいしい!他にはフライやソテーでも!アラもおいしい!

サメガレイは、刺し身がとてもおいしいです。

 

  

写真は、捌いて刺身用に切り分けたものです。

エンガワが大きいのがわかります。

 

 

下の皿の模様がわかるくらい、薄く切って(薄造り)食べるとおいしいです。

白身の魚になりますが、かなり脂がのっています。

 

ハッカク(八角)に近いものを感じます。

★関連:「ハッカク(八角・トクビレ)」という魚を知っていますか?見た目より脂が乗ってておいしい魚!

 

もちろん、エンガワはかなり旨いです!

 

肝が手に入れば、酒塩(さかじお=酒と塩少々を混ぜたもの)にしばらく漬けて、さっと湯がいたものを、醤油に混ぜる「肝醤油」でもおいしいそうですが、好みが分かれるところです。

 

また、ムニエルやソテー、フライでもかなりおいしいと思います。

ただし、脂がのっているので、少々もたれるかもしれません(^_^;)。

 

魚の脂によっては、お腹がゆるくなる場合がありますが、サメガレイも注意したほうがよさそうです。

(私はサメガレイのソテーがあまりにもおいしくて、食べすぎてしまい、あとで少々お腹にきてしまいました(^o^;)

サメガレイの脂が影響したと思っています。)

 

アラもかなりおいしいです。潮汁にすると最高でした。

身の味はとてもいいです。ポン酢醤油で食べるのが最高においしかったです。

 

皮のあたりの臭みや、汚れが心配だったので、塩をまぶしてから、熱湯をかけて、流水で洗う作業はしました。

 

  

水から煮立て、アクを取り除きながら、10分ほど煮ればいいと思います。

後は、塩で調味します。

 

かなり脂が浮いてきます。

白菜やネギなど、お好みで野菜を入れてもおいしいと思います。

 

脂が乗っているので、甘辛い煮付けもかなりおいしいです。

頭の部分にも身はありますので、アラを見つけたら煮付けにするのもおすすめですよ。

 

さいごに

今回は、北国のお魚「サメガレイ」についてお伝えしました。

脂がかなりのっていて、エンガワも大きい、おいしい魚です。

 

見た目と名前でかなりソンしているような感じですが、おいしい魚なので、ぜひ食べてみてください(^^)/。

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

error: Content is protected !!