目次
【魚】シロダイ(白鯛)はどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?(ギンダイ)
今回は「シロダイ(白鯛)」についてお伝えします。
小笠原では「ギンダイ」と呼ばれている魚です。
良い個体に当たれば、非常に美味な魚ですよ(^^)/。
シロダイ(白鯛)はどんな魚?
シロダイはフエフキダイの仲間です。
スズキ目フエフキダイ科の魚です。
なので、真鯛とは仲間ではありません。
しかし「~鯛」と名付けたくなるようなフォルムをしているのは確かです。
キレイな模様の銀色の魚だからか、小笠原では「ギンダイ」と呼ばれています。
小笠原は東京都になりますので、東京に入荷してくると「ギンダイ」と表記されていることもあります。
生息地は、小笠原、硫黄島、南硫黄島、屋久島、沖縄など、南方になります。
熱帯、亜熱帯にいる、温かい海の魚です。
主な産地は、沖縄県、鹿児島県、東京都(小笠原)になります。
鹿児島県や沖縄県では、重要な魚で、よく消費されているそうです。
(沖縄では「シルイユ」と呼ばれています。)
若干、高級な部類に入ります。
シロダイの旬はいつ?
シロダイの旬は、夏と言われています。
シロダイは釣りの人気のターゲットになっており、よく釣れるのは4月から10月だそうですよ。
見た目はキレイで華やかな魚ですので、釣り上げるとすごくテンションがあがるでしょうね(^^)/。
シロダイのおいしい食べ方は?
シロダイは、クセの無い白身でおいしいと評判の魚です。
適度に脂がのっており、味もよいです。
非常においしいこともあり、高級魚の仲間に入っています。
しかし、この魚は、たまにすごく臭い時があります。
カルキのような、何か金属的な、時々魚に感じる刺激のある臭いです。
これは、そういう臭いがする虫を食べたからではないか、という説を見かけましたが、定かでは無いようです。
運良く臭みのあまり無い個体の場合、鮮度が良ければ刺し身はすごくおいしいです。
上品な白身で、淡白ながら味もよく、うまみがあります。
カマは、塩焼でおいしかったです。
ジューシーで、適度な脂が乗り、うまみも多くありました。
身はほぐれやすく、パサツキはなく、しっとりとして食感も良かったです。
切り身にハーブソルトをかけ、オリーブオイルでソテーもしてみました。
脂の乗った白身で、身も固くしまったりはしないので、ホクホクした食感でした。
しかし、そもそも身は味が良くおいしいので、ハーブなどではなく、塩だけで調理するほうがおいしいと思います。
少々臭みのある個体に当たってしまった時は、甘辛く煮付けると、だいぶやわらぎます。
(あまりにも強烈ですと食べれなくて残念ですが…(^_^;))
アラは、潮汁にすると、すごくいいダシが出ます。
これはかなりおすすめです(^^)/。
塩を足すだけで、めちゃくちゃおいしいスープです。
余った身も、味はそんなに落ちてないので、もったいないのでちゃんと食べきりました。
切り身はもちろんのこと、アラまで、全ておいしい魚でした。
釣りをしていたり、鹿児島や沖縄にでも行かなければ、なかなか出会えない種類の魚です。
ぜひまた食べてみたいと思いました(^^)。
さいごに
今回は「シロダイ(白鯛)」についてお伝えしました。
上品な白身で、真鯛とはまた違った味わいの、おいしい魚です。
まれに臭いのあるものに当たってしまうことはあります。
でもそれがなければ、ものすごくおいしい魚です。
興味のある方はぜひ食べてみてください(^^)/。
★