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【果物】メロンの旬はいつ?主な産地は?食べごろの判断のしかたは?
今回は「メロン」についてお伝えします。
多くの人に愛されている、おいしい果物ですよね。
旬や主な産地、食べごろの見極め方についてお伝えします。
メロンはどんな農産物?
メロンは、ウリ科キュウリ属の「野菜」になります。
これは植物学的な分類です。
一般的な常識や、流通、食生活上は「果物」と呼んでいます。
これを「野菜」と言ってしまっては、話が通じないですよね(^^)。
上の写真のような網目ができる「ネット系」、網目がない、つるつるのものもありますし、有名な「プリンスメロン」は網目系と網目がないもの系の掛け合わせになります。
多くの人に愛されている果物で、高級品に関しては天井知らずの値段がつく勢いです。
親しみやすい価格のものから、高級品まで、あらゆる種類のメロンが作られています。
(上の写真のメロンは高知県産の「スブリング・クリスタル」という品種です。)
メロンの主な産地は?輸入物ならどこから来ている?
メロンは、輸入物も日本国内で出回っています。
おもな輸入元は、メキシコやアメリカです。
日本国内の主な産地は、茨城県、北海道、熊本県です。
この3道県で、全国の半分以上を生産しているそうですよ。
メロンの出回る時期や旬はいつ?
メロンは、温室での生産も多いです。
なので、特に贈答品ですと、通年出回っています。
温室育ちのメロンですと、旬はありません。
外で栽培する「露地もの」ですと、旬は初夏です。
収穫の時期は、4月から夏の間で、最も多く収穫され出回るのは5月から7月です。
メロンは、一株に1個しか作れません。
一株に数個実ができるのですが、1個を残してあとは摘果してしまいます。
1個に栄養を集中させるためです。
※メロンのT字型のツルについて
贈答品のメロンなどは、高級感を出すためT字型のツルがついたまま収穫します。
これは管理や包装に手間がかかりますので、高級感を演出する必要のある贈答品での販売や、かなり高価格のメロンがこのような収穫方法になります。
もっと価格の低い、普段使いのようなメロンは、多く出荷しやすいように、ツルは切り取られるそうです。
メロンの食べごろの見極め方は?
メロンは食べごろの判断が気になりますよね。
メロンの下のお尻の中心部分の周りを押してみて、若干へこみ、柔らかく感じられるようでしたら食べごろです。
ツルがついているものであれば、枯れはじめくらいです。
そして、熟してくるといい香りがしてきます。
表皮も黄ばんでくるらしいですが、それは分かりにくいこともあります。
あとは、販売しているところの店員さんが詳しい人であれば、例えば「2~3日置いてから食べてください」と言われれば、たいてい当たっているような気がします。
お店の人に直接聞いてみるのもいいかもしれません。
収穫されて1週間後がおいしさの目安だそうです。
収穫時期がわかっていれば、何日後とかわかりますよね。
追熟は、常温で行います。
買ってすぐに冷蔵庫にいれて追熟させようとしてもうまくいきません。
メロンの基本的切り方は縦に。美味しさをぜいたくに味わいたいなら横に切る!
写真は、横に2つに切って、食べやすいように切って食べた様子です。
半分の状態からスプーンですくって食べるのもいいですよね(^^)/。
種を外そうとすると、種がくっついているおいしい箇所も取れてしまいます。
清潔なキッチンバサミでチョキチョキと切ると、甘くて柔らかいところが種と一緒にはずれたりせず、おいしく食べやすくなります。
メロンは、基本は縦に切るそうです。
しかし、横に切りますと、下半分の甘み・うまみが集中したものを味わうことができ、ちょっと贅沢な食べ方になります。
基本の切り方は覚えておいて、できるだけ均等にしないといけない時などは縦に切る方法で切って、
よりおもてなししたい時とか、自分(たち)で楽しむ場合は、横に切ってから切り分けて美味しさを充分に味わう、など使い分けしてもいいかもしれません。
さいごに
今回は「メロン」についてお伝えしました。
日本では、数多くの種類のメロンが出回っています。
春の終わりから初夏の楽しみは やっぱりメロンではないかと思います。
食べごろも気軽に見極めていると、だんだん慣れてくると思います。
経験を積んで、これからもおいしく食べたいですね(^^)/。
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