【野菜】エゴマの葉はどんな野菜?旬はいつ?おいしい食べ方は?(荏胡麻)

目次

【野菜】エゴマの葉はどんな野菜?旬はいつ?おいしい食べ方は?

今回は「エゴマの葉」についてお伝えします。

一見、大葉(シソ)の葉に似ている野菜です。

 

通年見かけますが、特に夏になると、勢いのよいものが出回ってきます。

 

お肉に巻いたり、醤油漬けにしたりして食べます。

好みは分かれますが、香りがよくて、味のよい、おいしい香味野菜だと思います(^^)/。

エゴマの葉はどんな野菜?

エゴマ(荏胡麻)はシソ科の一種です。

大葉(青シソ)の仲間です。

 

姿形がシソに似ていますよね。

 

東南アジアが原産です。

「エゴマ油」が有名ですが、この植物の種から抽出します。

 

 

エゴマ油は古くから作られていましたので、国内では、エゴマは古くから栽培されていました。

 

種は、縄文遺跡からも出ているそうですよ。

縄文人のみなさんも愛用していたんですね(^^)/。

 

日本国内ではどちらかというと種から絞る油のほうが活用されていました。

葉っぱを食べることは少なかったようです。

 

その理由は、ほかに青シソや赤シソがあることが大きいでしょう。

日本人には、シソのほうが好まれました。

 

エゴマの葉はクセがあります。

このクセを好む人があまりいなかったようです。

 

それは現在も同様です。

エゴマの葉は好きな人は好きですが、食べない人も多いです。

 

シソのほうが好まれているのは現在も同じだと思います。

 

近年、韓国料理が広まった影響で、エゴマの葉はだいぶ見かけるようになりました。

 

 

独特の風味があり、好みがけっこう分かれる野菜です。

香味野菜が好きな方にはおすすめです。

 

エゴマの葉の旬はいつ?

ハウス栽培もされています。

なので、数はとても少ないですが、通年販売はされています。

 

外で栽培する露地ものが出回る時期は初夏から夏です。

とくに、7月から8月によく出回っているようです。

 

農家直売所などで見かけるのも盛夏の時期です。

エゴマの葉は夏野菜と言えます。

 

9月になると枯れてきて、種ができ、種の収穫時期になります。

 

 

エゴマの葉のおいしい食べ方は?

エゴマが茎つきで売られていても、茎は食べられませんので取り除きます。

よく流水で洗って、水気をしっかり取って使います。

 

大葉と同じように、葉物でもあることから、できるだけ早く使い切りましょう。

保管はポリ袋に入れて、冷えすぎない野菜室でせいぜい数日間、長くて1週間程度ではないでしょうか。

 

お肉を巻いて食べると、エゴマの葉の独特かつさわやかさもある風味でさっぱりとおいしく食べられます。

 

このように、そのまま食べることも可能ですが、クセが強いこともあり、あまりたくさんは食べられません。

大葉のような、刺し身のツマ的な使い方も難しいと思います。

 

エゴマの葉は、醤油漬けやキムチなど、「漬け」にして食べるとおいしいです。

 

エゴマの葉20枚ほどに対し、

 

しょうゆ:150ml

酒:大さじ2

みりん:大さじ2

砂糖:大さじ3、

(上4つを混ぜ合わせ、加熱して砂糖を溶かし冷ましておく)

 

ごま油:大さじ1、

すりおろしにんにく:大さじ1、

すりおろし:生姜大さじ1、

 

ごま:大さじ1

唐辛子輪切り、または鷹の爪を適当にちぎる(ちぎらなくても良い)1~2本

(すべてお好みで。コチュジャンを足すのも良い)

 

などを混ぜ合わせた調味液に漬けておくだけです。

 

エゴマの葉の水分を、ペーパーなどでしっかり取っておくことがポイントです。

 

  

家に『ジップロック・スタンディングバッグ』がありましたので、その中に入れておきました。

 

 

冷蔵庫内に保管します。

漬けはじめて1時間後くらいから食べられます。

 

1日半くらいで、こんなにヒタヒタになっていました。

葉もやわらかくなっています。

 

調味液ひたひたにしておけば、1ヶ月以上は保つのではないかと思います。

 

エゴマの葉特有の香りと風味と味がおいしいです。

醤油漬けでいっそう食べやすいです。

 

後味がクセはあってもさわやかな印象です。

私は香味野菜が好きなこともあるのか、エゴマの葉もとてもおいしいと思います。

 

ご飯に合います。

おにぎりを包むのもいいですね。

 

真夏の暑い時期、食欲がすすまないときにピッタリで、お肉もご飯もおいしく食べられます。

ご飯の上に載せて、お弁当に持っていって食べてみましたがおいしかったです。

(ただし、にんにくを使用していますので、においの点ではご注意くださいm(_ _)m)

 

前もって漬けていた新生姜やらっきょうと共に「夏の野菜漬けどんぶり」みたいにしてみました。

食が進むし、身体にもやさしいし、これはいいと思いました(^^)/。

 

夏野菜を漬けておくのは手間かもしれませんが、後々ラクだな、と思うことも多いです。

ジップロックとか、色んな便利な容器もたくさん出回ってますので、活用して気楽に作ってみるのはおすすめですよ。

 

さいごに

今回は「エゴマの葉」についてお伝えしました。

シソの仲間ですが、シソとはまた違った、独特の風味と香りをもつ野菜です。

 

香味野菜が好きな方にはおすすめです。

夏の間にいきいきとしたものをみかけたら、ぜひ1度食べてみてください(^^)/。

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