【野菜】長芋(ながいも)とはどんな芋?旬はいつ?

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【野菜】長芋(ながいも)とはどんな芋?旬はいつ?

今回は「長芋(ながいも)」についてお伝えします。

ここでは細長いタイプの長芋についてお伝えします。

(イチョウの葉の形に似ている「大和芋」については別の機会に。)

 

スーパーでよく見かける細長いヤマイモですが、どんな野菜なんでしょうか。

「長芋」とはどんな芋?

長芋は、ヤマノイモ科ヤマノイモ属のお芋です。

芋ですので「根菜」です。

 

上の写真は、スーパーで売られていたものです。

1本を何個かに切り分けて売っていることが多いです。

 

長芋はおがくずに包まれて入荷してきます。

それを袋やトレーにパックして販売しています。

 

 

1本まるごと、または何本かに切り分けて販売しています。

なので、長芋の表面には土やおがくずが付いています。

 

きれいにしているものもあるかもしれませんが、たいていはおがくずや土が付いています。

切り口にもどうしても付いてしまっています。

 

これは流水で洗い流せばOKです。

 

この長いタイプの「ナガイモ」のほかに、銀杏型で粘りが強い「大和芋(イチョウイモ)」などがあります。

 

長いタイプのナガイモのほうが、すりおろしてもサラサラしているほうです。

 

長芋のおもな産地や旬は?

ナガイモの国内での生産は、北海道と青森が9割近くを占めています。

 

ナガイモは、年に2回の収穫時期があります。

 

本来の旬は晩秋です。

秋を迎え、土の上に出ている葉が自然に枯れてから掘り出します。

 

晩秋が1回目の旬です(「秋掘り」)。

このときに収穫しないで、土の中で越冬させ、春が来て4~5月に掘り出すのが2回めの旬、「春掘り」です。

 

冬に土が凍ってしまう地域では不可能な方法でしたが、北海道では凍らない工夫がされ、北海道でも「春掘り」が可能となっています。

温暖な地域ですと逆に芋が休眠しないそうで、この2回の旬は、地域が限定されます。

 

青森や北海道での生産が多いのは、この2回の旬があるからではないでしょうか。

 

長芋は買ったらできるだけ早く食べよう!!

長芋は、切り口が変色してきます。

これはアク成分が酸化するからです。

 

切ったらすぐ酢水に漬けるなどすると防げます。

 

切った長芋を買ってきたら、ラップでしっかり包んでできるだけ密封状態に近づけて、冷蔵庫にしまいましょう。

10日くらい大丈夫ですが、やはりカットされた長芋はできるだけ早く使いきるのがおすすめです。

 

最近は少量化が好まれていますので、できるだけ短く切って販売してくれていることもあります。

自分が使いきれるだけの長芋を買うのも、多少割高にはなりますがいいかもしれません。

 

すりおろして、山かけ、納豆と一緒に。

卵を落としてしょうゆを掛けて食べるのもおいしいですよね。

 

私は、お好み焼を作る時は必ず入れています。

 

 

さいごに

今回は「長芋」についてお伝えしました。

旬が2回あるのはすごいですね。

 

通年買うことができるのも、この2回の旬と保管方法、流通方法の良さのおかげだと思います。

身体にもいいので、できるだけ食べたいと思います(^^)/。

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