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【魚】アカガレイ(赤ガレイ)はどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?
今回は「アカガレイ(赤ガレイ)」という魚についてお伝えします。
カレイ類の魚です。
名前に「赤」がついていますので、赤い色と関係があります。
しかし、キンメダイや金魚のような真っ赤なカレイではありません。
煮付けや塩焼きでおいしい、扱いやすく食べやすい美味なカレイですよ(^^)/。
アカガレイ(赤ガレイ)はどんな魚?
アカガレイ(赤ガレイ)
は、カレイ目カレイ科の魚です。
北海道の沿岸、青森県から対馬海峡くらいまでの日本海沿岸、青森県から福島県の太平洋側に生息しています。
比較的寒い地域の魚です。
15年くらい生き、大きさは体長50センチくらいまで育ちます。
カレイ類は味の良い魚が多いですが、アカガレイはその中でも特においしいと言われているカレイです。
カレイ類の中では高価なほうです。
「赤ガレイ」と名付けられるのは、全体的になんとなく赤い色がにじんでいるからです。
それは、裏面を見るとわかります。
お店ではできるだけ赤いアカガレイを選んだほうが良い!
全体的に、赤く血走った感があるので「赤ガレイ」と呼ばれるようになったそうです。
この赤い色は、漁獲した直後は出ていません(底引き網漁)。
漁獲してしばらくしてから出てきます。
そこからまた時間が経過し、古くなってくると赤みは消えていきます。
お店で買う時、赤くないアカガレイも居ます。
そういうのは新しくないカレイと言ってもいいと思います。
ハリがあり、赤みもちゃんとあるものは、お店で買うアカガレイとしては新鮮だと思います。
アカガレイの旬はいつ?
アカガレイは北海道では通年獲れるそうです。
一般的に漁獲量が多くなり、多く出回る時期は晩秋から春先までです。
その中でも身がおいしい時期は秋とされています。
カレイの卵が好きな場合は、冬がおすすめです。
新米が出て、煮付けとご飯がおいしく感じる時期に多く赤ガレイは出回る、と個人的に思っています(^^)。
実際、以前は庶民向けのおかず用魚としてよく利用されていました。
現在では漁獲量が減り、おいしい魚でもあることから価格は高くなっています。
しかし手に入りづらい魚、とまでは至っていないです。
アカガレイのおいしい食べ方は?
アカガレイには、福井県がブランド化して「越前ガレイ」として販売しているものがあります。
これは活け締めで鮮度がよいものですので、刺身が可能です。
※干物としてもブランド化されています。
しかし、普通にスーパーなどで「切り身」として買うものは、加熱して食べるものになります。
酒・みりん・砂糖・醤油等で甘辛く煮た「煮付け」はおすすめです。
上品な白身で、クセが無く、身も柔らかいです。
皮にもゼラチン質があり、うまみがありおいしいですよ。
卵が大きく育ってからのアカガレイの煮付けは、カレイとその卵が好きな人にはたまりませんね(^^)/。
他には塩焼き、ソテー、唐揚げ、フライ…など、白身魚として料理できますし、おいしいです。
さいごに
今回は「アカガレイ(赤ガレイ)」についてお伝えしました。
赤っぽくてハリのある切り身をぜひ手に入れてください(^^)/。
個人的には煮付けがいちばんおいしいと思っています。
ご飯がおいしくなってくる「食欲の秋」が始まるころによく見かけるようになります。
おいしい煮魚が食べたいな…と思った場合、ぜひアカガレイの煮付けをやってみてください(^^)/。
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