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【花】11月ごろに咲く背の高い大きな花!「皇帝ダリア」はどんな花?(コダチダリア)
11月中旬から下旬に、見上げるほどに背の高い草のトップに、薄紫色の美しい花が咲いていて驚くことがあります。
木には見えないです。どう見ても草木なのです。
ひまわりと比べてもかなり背が高い花です。
その花が終わると茎まで枯れてしまい、根本からカットされ、全く姿を消します。
そしてまた次の年にぐんぐん伸びて、立派な花を高い位置で咲かせているのです。
晩秋の晴天をバックに、目が覚めるような背の高さと美しさのある花です。
名前も「皇帝ダリア」とかなり立派な名前です(^^)/。
皇帝ダリアはどんな花?
皇帝ダリアは、「木立(こだち)ダリア」とも呼ばれます。
もともとは高地・山地の、標高が高いところに生息している植物です。
メキシコなどが原産です。
キク科の植物です。
「木」ではなく、「草」の分類です。
球根植物です。
茎が太くなり、草の丈は5メートルから6メートルにまで成長します。
これをお庭で育てると、花を2階で楽しむことになります。
「皇帝」と名付けられているとおり、他のダリアにくらべて大きく、堂々としています。
「ダリアの王様」と呼ばれるのもうなづけます。
皇帝ダリアの開花期は?日が短くなって初めて開花可能!!
日が短くならないと花芽ができません。
そのため、日本では開花時期が遅いです。
11月下旬から12月上旬に咲きます。
この時期はかなり日が短いですよね。
皇帝ダリアはとにかく背が高い!低く育てることは可能?
皇帝ダリアはスケールの大きい草花です。
規模を小さくして育てたい場合はどうすればいいのでしょうか。
草丈を高くしたくなければ、何回か切り戻して高さを整えることは可能です。
鉢植えも、できないことはないですが、花がつきにくくなるそうです。
光が完全に当たらない時間をつくらないといけないので、街灯がずっとついていいるような場所も避けたほうがいいです。
広々とした庭で堂々と咲かせて鑑賞したいですね!
皇帝ダリアは寒さに弱いので、冬場には枯れてしまいます。
冬の霜に当たると地上に出ている部分が枯れます。
地中の温度が5度以下になると、球根まで枯れてしまうそうですよ。
花盛りが過ぎると、その丈の高い茎ごとごっそりいなくなってしまうので、ちょっとさみしくなります。
次の年も無事に咲いてほしいと願うばかりです(^^)/。
さいごに
今回は「皇帝ダリア」についてお伝えしました。
11月中旬から12月上旬にかけて、びっくりするくらい高い位置で美しい花をさかせる植物です。
秋晴れの日に、上を見上げて皇帝ダリアを見ますと、清々しく、目が覚めるようで、なんだか元気をもらえます。
街角でみかけたらぜひしばらく眺めてみてください(^^)/。
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