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【豆】「花豆」(紫花豆/ムラサキハナマメ)とはどんな豆?旬はいつ?おいしい食べ方は?(ベニバナインゲン)
今回は「花豆」(紫花豆)についてお伝えします。
乾物のお豆の中でも高級で、紫と黒の模様がとても美しいです。
乾物で売られていることがほとんどです。
しっかりと水で戻し、ゆっくりと煮るとおいしいです。
気長な気持ちが必要なお豆だと思います(^^)/。
「花豆」(紫花豆)はどんな豆?
「花豆」とよく呼ばれている豆は「紫花豆」とも呼ばれます。
正式な和名は「ベニバナインゲン」です。
和名に「インゲン」とありますが、インゲンマメとは別種です。
花が紅色です。
花の色が豆の名前の由来です。
(花が白いものもあり「シロバナインゲン(白花豆)」と呼ばれます。)
豆も、紫と黒の模様がとてもオシャレで美しいです。
モダンな着物の柄みたいです。
豆の中でも高級な部類に入ります。
いったん買ってしまうと「失敗できない…」とプレッシャーに思ってしまいます(^_^;)。
ムラサキハナマメ(紫花豆)の主な産地は?
紫花豆は、低温を好む植物です。
温暖地で育てると、花は咲きますが豆はできないそうです。
実る条件は、標高700m以上と言われています。
主な産地は北海道です。
他に東北地方、長野県、群馬県、山梨県など高地で栽培されています。
紫花豆(ムラサキハナマメ)の時期(旬)は?
ムラサキハナマメは、5月ごろ(初夏)から植えはじめます。
花は8月ごろに咲きます。
莢は秋頃から枯れはじめ、完全に枯れたら収穫となります。
よく乾燥させ、莢から取り出し、選別して出荷になります。
ムラサキハナマメのおいしい食べ方は?
ムラサキハナマメは甘納豆に加工されます。
餡に加工されることもあります。
乾物の花豆を買った場合は、煮豆が一般的ですしおすすめです。
乾物のお豆を煮る場合は事前の「戻し」が重要です。
しっかりと水で戻す必要があります。
最低でも1日、上の動画では結局3日かけて戻していました。
砂糖と少々の塩、お好みで醤油少々と、甘さの強い甘辛の味付けで煮るのがおすすめです。
大粒の豆の煮豆は食べごたえがあり、ふっくらとしてとてもおいしいです。
ムラサキハナマメは外側は黒と紫の華やかな模様ですが、煮豆になった状態の中身は白いです。
手間というよりは時間がかかる料理です。
ゆっくり気長にかまえて作るといいみたいです(^^)/。
さいごに
今回はムラサキハナマメ(紫花豆)についてお伝えしました。
高地でないと結実しない、栽培に手間のかかる、貴重なお豆です。
乾物で買った場合、気長にしっかりと水で戻すのがポイントです。
煮豆は手間と時間がかかりますが、出来上がると非常に嬉しい料理です(^^)/。
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