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【野菜】葉にんにくはどんな野菜?出回る時期はいつ?おいしい食べ方は?(葉っぱ付きのにんにく)
今回は「葉にんにく」についてお伝えします。
青ネギのように長い葉が付いているにんにくが、冬から春ごろに出回ってきます。
葉も根っこも食べます。
にんにくと長ネギの中間のような感覚で使えます。
中華など炒めものでおいしい野菜です。
洋風料理にも合うと思います(^^)/。
葉にんにくはどんな野菜?
長ネギやニラなどに一見似ています。
葉ニンニクは、根本のにんにくが大きくなる前の状態です。
この葉の部分も食べます。
根っこの付け根以外の、ほとんどまるごとを刻んだりなどして食べることができる野菜です。
よく見聞きする「にんにくの芽」とは違います。
にんにくの芽の部分が伸びてくる前に収穫されます。
葉のところは独特のしなりがあり、ペランペランしています。
そこが長ネギやニラとは違っています。
幅も広めです。
ここは炒めると柔らかくなるし、ほどよい歯ごたえがあります。
にんにくは、まずこの葉に栄養をためます。
次第に地中へ栄養が移っていき、じきに葉は枯れてしまいます。
そして地中のにんにくが大きく育ちます。
(葉にんにく専用の品種も存在します。)
葉が青い時期は、葉にも栄養があるのでおいしいんですね。
もともとは中国野菜です。
中華料理(四川)で使われています。
炒め物に向いている野菜です。
葉にんにくの出回る時期はいつ?
葉にんにくは、植え付けの時期や産地などで出回る時期が違いますが、だいたい冬から春先です。
関東では3月ごろに見かけることが多いです。
葉にんにくが収穫されるのは2ヶ月くらいの間しか無いそうですよ。
早めに黄色っぽくなりやすいです。
購入したらできるだけ早く食べてしまいましょう(^^)/。
葉にんにくのおいしい食べ方は?
葉にんにくは、根っこの部分以外はほとんど食べられます。
黄色くなってしまったところは取り除き、ザクザクと切って、炒めものなどに使います。
四川料理の「ホイコーロー」は、もともとはこの葉にんにくを使うそうです。
風味があって歯ごたえがあるので、本場のホイコーローもおいしいでしょうね(^^)。
輪切りにすると長ネギに見た目がにていますが、やはりなんとなく違っています。
切る感触も違います。
葉の部分は平べったいです。
独特の弾力があります。
今回はさっと炒めてから、魚やあさり、トマトを使ったアクアパッツア風の料理に使いました。
葉にんにくは、にんにくの香りはします。
しかし、マイルドな香りで、ふつうのにんにくよりは香りは強くは無いです。
独特の苦味、辛味を感じます。
味はとてもおいしいです。
長ネギとは違った食感で、炒めものやそれに近い料理に合いますよ(^^)/。
さいごに
今回は葉にんにくについてお伝えしました。
にんにくになる前の状態で、葉っぱの部分も根の部分もおいしく食べられる野菜です。
豊富に出回っている野菜ではありません。
農家の直売所などで売っていることもあります。
見かけたらぜひ買って食べてみてください(^^)/。
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