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【かんきつ】土佐小夏はどんなかんきつ?旬はいつ?おいしい食べ方は?
今回は「土佐小夏」というかんきつについてお伝えします。
比較的小ぶりで、あざやかな黄色が印象的な果物です。
名前に「土佐」とついていることからも、高知が原産であることがわかります。
高知以外の都道府県でも作られていることがあります。
表面の皮をむいた内側の白い部分の甘皮も食べられます。
爽やかな味わいでとてもおいしいですよ(^^)/。
「土佐小夏」とはどんなかんきつ?
「土佐小夏」は「日向夏(ひゅうがなつ)」「ニューサマーオレンジ」と同じものとよく言われています。
実は、高知県で栽培されているものが「土佐小夏」です。
宮崎県で栽培されている「日向夏」と区別されています。
品種は厳密には違うそうですよ。
どちらも初夏をイメージさせる、さわやかで明るい印象のかんきつです。
味も甘さと酸味のバランスがよく、食べやすいです。
付けられた名前も「小夏」ですから、名実ともに初夏から夏のかんきつですね。
みかんが終わるころの春のはじめに、様々なかんきつがスタートしますが、小夏はその最後のほうのかんきつ類とも言えます。
「土佐小夏」の旬はいつ?
土佐小夏は、ハウス栽培の早いものですと3月から出荷されます。
7月まで長く出回ります。
春から初夏と、長期間にわたって出回るかんきつです。
旬は4月から6月です。
最も多く出荷される時期は5月です。
土佐小夏は中の白い甘皮も食べられる!さわやかな酸味と甘味・苦味のバランスが良くておいしい!!
土佐小夏は、黄色い固めの表皮を、りんごのようにクルクル剥くのがおすすめです。
内側の「甘皮」をわざと残すようにむきます。
お好みのカットにします。
大きな種が中に入っていました。
元気いっぱいな感じがします。
甘皮はほろ苦く、ふわふわとしています。
このほろにがと実のさわやかな酸味、うまみ、甘みが合わさって、とてもおいしいです。
そしてジューシーです。
酸味が強すぎることはありません。
甘みとうまみもあり、バランスが良く「さわやか」という印象が残ります。
まさに初夏らしいおいしさのかんきつです(^^)/。
さいごに
今回は「土佐小夏」というかんきつについてお伝えしました。
日向夏、ニューサマーオレンジとも呼ばれる、初夏に出回るさわやかなおいしさのかんきつです。
高知で採れるものは土佐小夏、宮崎県で採れるものは日向小夏、と、厳密には品種は違うそうです。
しかし、どちらもほろにがで独特の食感の「甘皮」と、ジューシーでさわやかな酸味・甘みを同時に楽しめます。
複雑な味わいとおいしさを持っている、魅力的なかんきつです。
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