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【野菜】「花オクラ」とはどんな食材?旬はいつ?おいしい食べ方は?(関連:オクラの花)
今回は「花オクラ」についてお伝えします。
ジャンルとしては野菜になると思います。
真夏に近所の農協で販売されているのを見て、好奇心がわいて買ってみました。
私は購入当時「オクラの花」という認識でしたが、実は違うものであることがわかりました。
オクラの仲間らしく独特の粘り気があり、やわらかく食べやすいです。
味噌汁やお浸しにして食べてみました(^^)/。
「花オクラ」とはどんな野菜?オクラの花とは違うの?
「花オクラ」です。
アオイ科トロロアオイ属の植物です。
この花オクラは中国原産です。
「トロロアオイ」や「黄蜀葵(オウショッキ)」とも呼ばれます。
野菜の「オクラ」がアフリカ原産と言われています。
花オクラとは違う原産地となっています。
(野菜のオクラはアオイ科フヨウ連トロロアオイ属の野菜です)
薄めの黄色が美しいです。
雌しべあたりの雰囲気が「フヨウ」という花やハイビスカスを連想させます。
「花オクラ」は花の部分をおいしく食べるために育てられています。
青い長い実の部分を食べる「オクラ」とは目的が違います。
(普通のオクラの花も食べられるそうです。)
こちらはオクラの花です。
大きさを比べると、花オクラのほうが大きいそうですよ。
「花オクラ」の旬はいつ?
花オクラが食べられる旬の時期は6月から8月です。
夏の間です。
オクラの旬の時期と同じ時期ですね。
「花オクラ」はどんなところで買える?
花オクラは一日の間しか咲きません。
夕方にはしおれてしまいます。
なので、花が咲いたその日に収穫されます。
この性質上、傷みやすいこともあり、多くは道の駅や農協や農家の直売所で販売されます。
もし出会えたら買って早めに食べてみましょう。
花オクラのおいしい食べ方は?
花オクラは生でも食べられますが、実際食べてみますと、そんなに多くは食べられないと思いました。
なので、さっとゆがいてから食べました。
ガクの部分と雌しべの部分はとりのぞき、花びらを1枚1枚別々にしておきます。
ふっとうした湯に入れます。
さっとでOKです。
すぐにやわらかくなりました。
水気を切ります。
もうすでに粘りが出ています。
食べるとほんのりと花らしい香りがします。
シャキシャキとした食感です。
「おひたし」として、おかかじょうゆや、ポン酢しょうゆがおいしいと思いました。
サラダ感覚で彩り的に使ってもいいでしょう。
私は味噌汁に入れてみました。
ほどよい粘り気とやさしいシャキシャキ感がおいしかったです。
普通はあまり味噌汁にはしないのかもしれないですが、けっこうおすすめだと思いました。
さいごに
今回は「花オクラ」についてお伝えしました。
オクラの仲間ではある野菜ですが、「オクラの花」という訳ではありませんでした。
花を食べるために品種改良された野菜です。
種も普通に販売されていますし、農協や農家の直売所で夏に出会えるチャンスもあります。
機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。
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