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【魚】ミノカサゴはどんな魚?旬はいつ?おいしい食べ方は?(関連:カサゴ)
今回は「ミノカサゴ」という魚についてお伝えします。
背びれ等に毒がある、扱いには注意の魚です。
しかし、カサゴの仲間らしく、味わいのある上品な味の白身魚です。
煮付けや唐揚げでおいしいし、鮮度が良ければ刺身もおいしいです(^^)。
ミノカサゴはどんな魚?
ミノカサゴはフサカサゴ科ミノカサゴ属の魚です。
比較的温かい海域で獲られています。
大きさは25センチくらいまでです。
海の中ではそのヒレというヒレを全開して優雅に泳いでいます。
浅い岩礁域に棲息しており、素潜りで泳げる深さにもいたりします。
ミノカサゴはこの派手なヒレに毒があります。
刺されてしまうととても痛いらしいです(;_;)。
スーパーなどにはなかなか出回りません。
小売店等に来た場合は、すかさずヒレが切り落とされると思います。
このように、扱いがやっかいな魚のため、流通では敬遠されることが多いようです。
しかし、カサゴの仲間ということもあり、味はなかなかいいですし、貴重な機会ですので、巡り合ったらぜひ食べてみるのをおすすめします(^^)。
ミノカサゴの旬はいつ?
ミノカサゴの旬は春の終わりから秋にかけてです。
私も、晩秋に出会いました。
関東ではごく稀に流通するとのことで、私は運が良かったみたいです。
ミノカサゴのおいしい食べ方は?
ヒレを切り落としたミノカサゴです。
背、腹、尻のヒレ先の棘に、強めの毒があります。
入手したらすぐに切り落としましょう。
今回は自分で鮮度は判断し、刺身で食べてみました。
カサゴの仲間らしい、淡白で上品な味わいの白身です。
おいしいと思います。
「ミノカサゴの刺身を食べた」という経験を得たことが、一番ワクワクしました(^^)。
可能な限り、多くの魚介を食べてみたい私としてはとてもうれしいです。
次は煮魚にしました。
上の写真は、ミノカサゴを真ん中で切り落とした断面です。
透明感のある白身であることがわかります。
砂糖、醤油、みりん、酒、水を沸かし、魚を投入します。
汁をお玉で身にシャバシャバかけながら、5~7分ほど煮ます。
リードのクッキングペーパーを上にかけて、しばらく弱火で煮るのもおすすめです。
思っているよりすぐに煮詰まるので、火からあまり離れないほうがいいです。
火を止めて、いったん冷まします。
そうすると身に味がしみるようです。
食べる直前にまた温めれば大丈夫です。
白身のおいしそうな煮魚になりました。
身はほどよい固さで、まとまって箸で取れるので食べやすいです。
味わいよく、おいしいです。
頭の部分も、目や頬のあたりもうまみの強い身がありますので、美味しさを見つけながら食べるのが楽しいです。
この他の料理は、唐揚げがいいのではないかと思います。
小さなミノカサゴを入手したら、ヒレや鱗、エラやワタを取り除き、そのまま姿揚げしてしまえばいいでしょう。
煮付け、唐揚げ、刺身がおすすめだと思いました(^^)。
さいごに
今回は「ミノカサゴ」についてお伝えしました。
背びれや腹びれ、尻びれに毒のある棘がありますので注意が必要な魚です。
しかし、それにはよく注意しながらも、普通に刺身や煮魚でおいしい魚だと思いました。
刺さるとかなり激痛らしいので、それは経験したくないですが、またチャンスがあればぜひ食べたいと思いました(^^)/。
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