カレーをおいしく作るならクミンを使おう!クミンはどんなスパイス?

目次

香りで食欲をそそる!カレーにはぜひクミンを使おう!

クミン。

スパイスです。

クミンとは何か知らないでも、香りならかいだことがあるはずです。

クミンを少しでも知ると、カレーがぐんとおいしくなります

手間もほとんどかかりませんし、価格も高くないスパイスなんですよ。

今ではほとんどのスーパーで売られています。

ぜひ活用して、カレーをおいしく作ってください!

クミンって何?

クミンは、スパイスです。

クミンは、こんな感じの見た目です。

クミンシード、なんて言いますが、種ではなく、本当は果実、とのこと。(フェンネルに似ています。)

でも、フェンネルの項でも取り上げましたが、これは、「種」って言っちゃいますよね。

なので、スーパーで販売されているのも、このように粒のままのものは、「クミンシード」と書いてあります。

また、粉砕した「クミンパウダー」があります。

クミンそのものは、セリ科の植物です。

 

この粒のまま、よく料理に使われています。

ヨーロッパから中東、インド、メキシコあたりまで、広く人々に使われているスパイスです。

こんなツブツブが付いたパンを見たことはありませんか?

(写真引用元:S&B公式サイト「クミン入りパン」より)

パンの生地にもよく使われています。いい風味で、食事に合います。写真はメキシコのパンのイメージだそうです。

インド料理店では、「クミン入りライス」で使われていて、カレーに合います。

また、トルコ料理でもよく使われており、「キョフテ」という肉団子の料理に混ぜ込まれています。

これはクミンがないとキョフテでない、というくらい、マストの位置にいます。

 

スーパーのスパイスコーナーでは、S&B、ハウス、ギャバン、など3、4メーカーのものが販売されていると思います。

たいていは、「クミンシード」と「クミンパウダー」はあるはずです。

価格は、だいたい200円もしないと思います。

 

クミンはカレーに欠かせないスパイス!

クミンはにおいをかぐと「カレーのにおい」とすぐ思いつきます。

カレーと一口に言いましても、各種スパイスのミックスです。

色はターメリック、サフラン、香りはクミンやコリアンダー、クローブ、シナモンあたり。

辛さは、カイエンペッパー、コショウなど。

これらのミックスが「カレー粉」と言われているものです。

カレールーについては、外箱を見ても「カレーパウダー」としか書いてないものがほとんどです。

(あの「ジャワカレー」でもそうでした。)

 

S&Bの、誰でも見たことのあるあの缶には、もうちょっと細かく内容が書いてありました。

(写真引用元:S&B「カレー(赤缶)37g」のページより)

赤缶には、「ターメリック、コリアンダー、クミン、フェネグリーク、こしょう、赤唐辛子、ちんぴ、香辛料」が入っているそうです。

食品の表示される順番は、基本的に、内容量の多いものから記載されるはずなので、クミンは、赤缶には3番目に多く入っているスパイス、ということがわかります。

(この場合は、パウダー状態です。)

 

カレーの具材を炒める前に、クミンを加熱するのがコツ!

今回おすすめしたい使い方は、クミンシードを、カレーの具材を炒める前に使う方法です。

クミンは、そもそも「スタータースパイス」というものです。

「料理の最初に使う」のです。

 

カレーの具材を炒める前、鍋に油を入れますよね。

この油を加熱するときに、クミンシードを入れるのです。

(油は今回オリーブオイルを使いましたが、お好みで。)

弱火の状態で、ゆっくりと香りを立てるようにして、私は加熱しました。

香りを立てるのが目的なのです!!

そして、焦げてしまう前に、具材を入れて、一緒に炒めます。

これは、特にこうでないと!という方法はないみたいです。

ただ、私はあまり焦がしたくなかったので、こんがりいきそうな前に、具材を投入しました。

 

ここで、非常にいい香りがします。

この瞬間に家にいる人は、その「ザ・カレー」のにおいに、きっとテンションが上がることでしょう。

それくらい、強烈に香りがあがります。

 

あとは、私は取り除かず、普通にカレーをつくりました。

食べる時にも、あまり気になりませんでした。

気になる方や、小さいお子さんの場合は、注意してあげるといいと思いますが、子どもも本人が気にしないで食べてしまうのであれば何にも害はありませんので気にしなくていいと思います。

 

とにかく、香りがハンパないです。

やるとやらないとでは、カレーがなんか違います。

ほんとに、お金も手間もかからない方法ですので、いつものカレーに変化を求めるにはいい方法だと思います。

私は、おすすめします(^^)!

 

さいごに

今回は「クミン」というスパイスをご紹介しました。

ヨーロッパから中東、インド、中米のメキシコあたりまで、大昔から、ひろく親しまれているスパイスです。

日本人にとっては、エスニック感を出すのに効果的なスパイスです。

普通にカレーを作るとき、油を熱するときに、大匙1杯弱くらいを入れて、香りを引き出す方法をお伝えしました。

これで、カレーの香りがより一層、エスニック感が増して、おいしくなると思います。

私は、これに加え、食べる時に食卓に「ガラムマサラ」を置いて、振りかけて食べています。

こんな手間だけで、いつものカレーがずいぶんと変わりますよ。

 

最近は、普通のスーパーでも、スパイスが増えました。

ブランドを選ばなければ、200円もしなかったりします。

お金も手間もかけず、カレーがおいしく食べられるなら、こんなにいいことはないな、と思い、ご紹介しました。

 

おすすめですので、ぜひ試してみてくださいね!(^^)

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

error: Content is protected !!