【おせち】「たつくり(田作り)」とはどんな料理?どんな魚を使っている?(たづくり)

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【おせち】「たつくり(田作り)」とはどんな料理?どんな魚を使っている?(たづくり)

おせち料理のひとつひとつには、意味や願いが込められていますよね。

今回は、数あるおせちのメニューの中のひとつ、「たつくり(田作り)」についてお伝えします。

「たつくり(田作り)」とはどんな料理?

「たつくり」はほぼ必ず、おせち料理に入っているアイテムです。

上の写真が「たつくり」です。

 

市販でもよくこの単品で売られています。

 

 

「たつくり」とは、カタクチイワシの幼魚を乾燥させ、炒ってから、砂糖・醤油・みりんを煮詰めたものに絡めたものです。

甘辛い味付となっています。

★関連:カタクチイワシの旬はいつ?刺身は可能?おいしい食べ方は?

 

「たつくり」は小さな魚の料理であり、その魚はカタクチイワシです。

 

「たつくり(田作り)」がおせちに入っている場合の意味は何?

おせち料理の品目ひとつひとつには意味が込められていることがほとんどです。

「たつくり」も漢字では「田作り」と書くので、何か意味がありそうですよね。

 

昔、イワシを田んぼの肥料にしたところ、大豊作になりました。

イワシは「田を作る」ものとなり、縁起担ぎの意味も大きいおせち料理に、「田作り」という名前で入りました。

 

このイワシは「五穀豊穣」の象徴となっています。

豊作祈願、子孫繁栄の意味が込められています。

 

「田作り」は別名「ごまめ」とも呼ばれています。

漢字では「五万米」と書きます。

これも、五穀豊穣の意味が込められています。

 

おせちのメニューの中でも簡単に自分で作れる料理!!

上の項でもご紹介したように、「田作り」はおせちメニューですが、非常にカンタンに作れます。

普段でも、常備菜として作っておくといいような感じの料理です。

 

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素材も、もしスーパーで見つからなければ通販で買うことができます。

 

カンタンとはいえ、年末の忙しい時期は、この手間すら省きたい場合ももちろんあります。

「たつくり」や「ごまめ」などという商品名で、年末はよく出回っています。

 

おめでたい意味の料理ですし、とてもおいしいので、お正月にはぜひ食べたいですね。

 

さいごに

今回はおせち料理の定番メニュー「たつくり(田作り)」についてお伝えしました。

「田作り」という文字から、なぜこれが魚料理なのか不思議な感じがしますが、意味が分かると納得できるのではないでしょうか。

 

甘辛く、カタクチイワシの濃厚な味わいも感じられる、子どもから大人までおいしく味わえる料理だと思います(^^)/。

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