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暑い夏におすすめ!スタバの「コールドブリューコーヒー」と「コールドブリューライム」がおいしい!
夏になるとよく飲むのが「アイスコーヒー」ですよね。
スタバに行くと、「アイスコーヒー」(「ホット」か「アイス」のチョイス)がありますが、これとは別に、「コールドブリューコーヒー」というものがあります。
「コールドブリュー」ってどんなコーヒーなんでしょうか?
「アイスコーヒー」と何がちがうのでしょうか?
今回は、スタバの「コールドブリュー」についてお伝えします。
またその姉妹品「コールドブリューライム」についてもお伝えします!
「コールドブリューコーヒー」とは?「アイスコーヒー」との違いは?
「コールドブリュー」は、コーヒーの淹れ方の一種です。
コーヒー豆に熱を加えずに、長い時間をかけてゆっくりと水で抽出する方法です。
(※「水だしコーヒー」「ダッチコーヒー」という言葉が昔から日本にはありますが、使用する豆、抽出器具、客へ提供する方法、各手法の名前が発生した背景まで、すべて考慮すると、「厳密には違う」(;^_^Aのです。しかし、コーヒー豆を、お湯ではなく、水によって抽出する、という点に関しては同じになります。)
スタバの説明は以下の通りです。
「熱を加えずに14時間かけてゆっくりと水で抽出したコールドブリュー コーヒー。
香り高い風味が引き出されるよう、特別にブレンド、ローストしたコーヒー豆を使用しています。」
(※スタバは他に、「ナイトロコールドブリューコーヒー」という、「コールドブリューコーヒー」に窒素ガスを加えた、珍しいコールドブリューコーヒーを一部販売しています。)
気になるのは「アイスコーヒー」との違いです。
「アイスコーヒー」というのは、いったんホットで淹れたコーヒーを、氷を入れたグラスに注いで冷たくして提供するものです。
ホットコーヒーを冷やしたものが「アイスコーヒー」なんですね。
手法の違いをまとめますと、以下の通りです。
・アイスコーヒー:熱湯で淹れたホットコーヒーを氷や冷蔵庫で冷やして飲むもの。もとは熱いコーヒー。
・コールドブリュー:コーヒー豆を水に入れ、長時間(スタバは14時間)かけてゆっくり抽出するもの。出来上がりからして冷たい。
日本茶にもこの手法がありますよね。
アイスコーヒーは、いったんホットで淹れたコーヒーを氷の入ってるグラスに注ぐなどします。
そこで、コーヒーが冷たくなるまでに、氷も溶けますから、どうしても味が薄くなります。
いっぽう、コールドブリューコーヒーは、正式には「氷水」で抽出するくらいですから、出来上がった当初から冷たいのです。
この抽出法で何がいちばん違ってくるかというと、「味」に出てきます。
アイスコーヒーは氷で薄くなる前提ですから、濃く淹れないといけません。
そうすると、苦みや酸味、渋みが強くなります。
なので、ブラックで飲む人よりも、ミルクやガムシロを使う人の方が多くなります。
コールドブリューの方法で淹れますと、その苦み、酸味、渋みが抑えられた状態で飲めます。
低温抽出は、苦みや酸味、渋みがあまり出ないそうなのです。
また、氷で薄くなる心配があまりないです(店で提供される時に入ってる氷が溶ければ、もちろん味は薄まります(;^ω^))。
味の違いについてまとめますと、以下の通りです。
・アイスコーヒー:濃い目に淹れる必要があるので、渋み、苦み、酸味が強くなる傾向。
・コールドブリューコーヒー:濃い目に淹れる必要が無い。熱による渋み、苦み、酸味の出すぎが抑えられる。
アイスコーヒーが苦くて苦手でも、「コールドブリュー」なら飲めるかも!
私は、コーヒーはブラックが好きですが、アイスコーヒーとなると、飲める時と飲めない時があります。
やっぱり、「苦み」を感じてしまうと、そのまま飲むのは辛いです。
しかし、コールドブリューなら、アイスコーヒーより苦くないので、するすると、抵抗なく飲めてしまいます。
手間がかかるので、スタバでも若干、コールドブリューのほうが価格が高いですが、満足度は、その差額を超えるくらいに個人的には感じてます。
夏は、スタバで飲む機会があれば何度も飲んでいます。
ライムが入るとさらにおいしい!スタバの「コールドブリューライム」!
水から丁寧に抽出され、苦みも酸味も渋みも押さえられた飲みやすい「コールドブリュー」ですが、これに「ライム」を加えた、フレーバーコーヒーがあります。
「コールドブリューライム」という名前で販売されています。
スタバの説明によりますと、「『グリーンコーヒー(コーヒーの生豆)』由来のカフェインと、ライムフレーバーを合わせ、ドライライムを添えました」とのことです。
上の写真のように、カップの下の方に、透明の液体が溜まってるのが分かると思いますが、それがライムフレーバーではないかと思います。
ドライライムが載っています。
「コールドブリューライム」は、出来立ての一口目が最もおいしいです!
あんまりゆっくり飲みますと、中の氷が解けて味が薄まりますので、お早めに!
スタバ公式サイトの説明ですと、「甘すぎない爽やかな味わいの一杯」とありましたが、まさにその通りで、甘い要素はほとんど入ってなくて、さっぱりとスッキリとする味わいなのです。
酷暑にはぴったりの飲み物なのではないかと思います。
あまり似たものがない、独特でかつすごくおいしいコーヒーです!
コンビニでも買えるようになったスタバの「コールドブリュー」!
どんなにスタバの「コールドブリュー」のファンであっても、近くになければ毎日飲んだりは難しいです。
私はの近所にはスタバは無く、コンビニならあります。
なんと、そんな私のような人に朗報が来ました。
2019年5月に、「チルドカップ」の「コールドブリュー」が発売されました!
早速購入して飲んでみました。
「コールドブリュー」は鮮度が命なのかもしれません。
ぶっちゃけ、個人的には、スタバ実店舗の「コールドブリュー」そのもの!とは言い難かったです。(;^_^A
(スタバの、「ブラック無糖コーヒー」だと思ったほうがいいかもしれないとすら思いました…。)
もっとお店の味に近づいてほしいと思います!
さいごに
今回は、スターバックスコーヒーの、「コールドブリュー」と「コールドブリューライム」、そしてコンビニで限定発売のチルドカップの「コールドブリュー」をご紹介しました。
夏は、やっぱり冷たいコーヒーを飲みたいです。
そして、水だしのコーヒーはやっぱりおいしいと思います。
これに「ライム」が加わると、こんなにおいしくなるのか!と、「コールドブリューライム」にはびっくりしました。
日本の夏は、年々、暑さが過酷になっています。
この暑さを生き延びるだけでも大変なことだと思います。
時々は冷たくておいしいものを飲んで、少しでもリフレッシュの時間を作って、乗り切っていきたいですね!
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