目次
果物の「カリン(花梨)」の盆栽が面白い!(カリンの旬はいつ?)
(2020年12月16日・2021年1月19日・6月4日更新)
果実の「カリン(花梨)」は、のどにいいことで有名ですよね。
のど飴が思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか。
カリンは、はちみつ漬けやジャムにすることが多いです。
実は、盆栽でも楽しまれている樹である、ということを最近知りました。
今回は、「カリン」についてお伝えします。
「カリン」はどんな果物?旬はいつ?主な産地は?
カリンそのものは、固い果実です。
りんごや梨のように、皮をむいてその果実を食べる、というものではありません。
はちみつ漬けにしたり、ジャムにしたりして使います。
カリンの果実から出るエキスを楽しみ、活用する果物なのです。
作るのが大変そうでしたら、こうやって作って販売しているメーカーもあります。
「ロッテののど飴」で知っている人も多いでしょう。
旬は10月から11月ごろです。
毎年この時期にカリンを買ってはちみつ漬けにする人が多いです。
またはホワイトリカーに漬けます。
日本各地でカリンは生産されていますが、最も多いのは長野県です。
盆栽の「カリン」の実り方が面白い!
このように、全国各地で親しまれている果樹ですが、盆栽でも育てられています。
東京都立川市の国営昭和記念公園内の「盆栽苑」で、カリンの盆栽が展示されていました。
2019年12月初旬でした。
あまり大きくない樹に、カリンが3つほどついており、見事です。
私は盆栽のことは全くわかりませんが、非常に高度な技術と、日ごろの丹精のたまものではないかと思います。
枝に突き刺さっているかのように見えますが、わざと刺しているのではなく、こういうものなんだそうです。
大きくて立派なカリンの盆栽がありました。
高いところに、1個だけ、カリンがついています。
黄色いボールが乗っかってしまっているか、突き刺さっているかのように、実っています。
苑内の職員さんが、他の見学客に、「これは突き刺さっているのではなくて、実ってるんですよ、カリンはこういう風に実るんです」などと説明していました。
カリンが、枝に突き刺さっているかのような光景は、多くの人の目を惹いていました。
盆栽の世界では人気があるのかどうか知りませんが、ちょうどカリンの時期だったせいか、比較的多くのカリンの盆栽が展示されていました。
(昭和記念公園の盆栽苑はとても面白いし、楽しいです(^^)/)
さいごに
今回は、「カリン」についてお伝えしました。
盆栽は、枝に突き刺さっているかのような実り方がとても面白かったです。
盆栽の世界では、人気があるのでしょうか?
苗を通販で買うことができますよ。
一説には「(金を)借りん」という縁起を担いで、庭に植える、ということもあるそうです。
また、年によって、多く実ったり、不作だったりと差が激しい、とも言われています。
のどにやさしく、咳も止める効果があると言われている、頼もしい果実です。
私も、いつかはちみつ漬けに挑戦してみようと思います!
※おまけ※カリンをホワイトリカーに漬けています(2020年11月~)
2020年11月、カリンの旬の時期にカリンを手に入れ、ホワイトリカー漬けにしています。
適当な厚さに切り、氷砂糖とリカーを入れて、2ヶ月ほど漬ければ、飲むことができるようになります。
漬け始めて一ヶ月ほどです。
まだ飲んだりはもったいない感じです。
こちらが2ヶ月後です。
色が濃くなってきました。
カリンの香りもしっかりとついて、風味がよくなっています。
本当は6ヶ月以上置くといいそうです。
カリンは、はちみつ漬けやシロップ漬け、ホワイトリカー漬けなどにしておくと、ちょうど真冬の風邪が流行る時期に間に合います。
活用している人も多いですよ(^^)/。
★
★関連:レモンのはちみつ漬け!山田養蜂場のレモンのはちみつ漬けは食べやすくて便利!
★関連:はちみつ好きにはおすすめ!「ジャラはちみつ」のことを知ろう!