【食中毒】なぜ鶏肉を生で食べてはいけないのか?「カンピロバクター」は危険な細菌!!

【食中毒】なぜ鶏肉を生で食べてはいけないのか?「カンピロバクター」は危険な細菌!!

(2022年7月2日更新)

花火大会の屋台で、焼鳥を買いました。

食べ始めると、子ども(中学生)が「中が生みたいだけど食べていいんだよね?」と言ってきました。

いやいや、食べてはいけないのです!(;^ω^)

すぐに、屋台のおじさんに報告し、しっかりと焼き直してもらいました。

 

現在、鶏肉を生で食べたことによる、食中毒患者の7割以上が10代から20代の若者です。

調理した鶏肉の中が生焼けだとなぜ食べてはいけないのか、知らない若者がけっこういるそうです。

今回は、生焼け状態などの「生の鶏肉」をなぜ食べてはいけないのかについて、お伝えします!

中が「レア(生)」な牛肉は食べてもいいのに、なぜ生焼けの鶏肉は食べてはいけないのか?

ローストビーフやステーキ、タタキなど、牛肉をレアでいただくことは多いですよね。

 

 

牛肉はなぜこうやって食べても大丈夫かというと、牛の肥育環境(育った環境)や、体質から、牛肉の中には寄生虫や菌は存在しえないからです。

ただし、ローストビーフも、ステーキも、外側は必ず焼きますよね。

魚の刺身のように、表面すら焼かずにレア状態で食べる、ということはありません。

 

それはなぜかというと、牛肉の内側は無菌なのですが、牛肉をカットして販売するまでの間に、表面に人体に有害な菌がついてしまい、危険だからです。

そこで、表面だけはしっかり焼いて加熱するのです。

 

牛肉は、焼きすぎると固くなります。

中までしっかり焼くと、固くなる場合が多いです。

できるだけ、レアに近い状態で食べたほうが柔らかくておいしい、ということもあり、レアやミディアムレアが好まれます。

 

では、なぜ鶏肉は生焼けで食べてはいけないのでしょうか?

鶏肉に関しては、カンピロバクターサルモネラ菌という、人体に非常に有害な菌が、内側にまで潜んでいる可能性が高いのです。

 

生の鶏肉にひそむ細菌「カンピロバクター」に注意!

2019年の夏、東京都福祉保健局が、学校などに次のようなチラシを配布しました。

 

(写真引用元:東京都福祉保健局HP

 

最初にも述べたように、中が生焼けの鶏肉を食べて、カンピロバクターに感染してしまう患者に10代から20代の若者が多いということで配られました。

私の子どもも、学校からもらってきました。

 

ふだん、中が生焼けの鶏肉は食べない、と多くの人が言っていると思うのですが、外出先のお店で生で出されると食べてしまう若者は多いようです。

ウチの場合、鶏肉料理で中が生というのはまずありえず、お店のミスである可能性が高い、という認識をもつことから教えないといけませんでした。

 

「とりわさ」など、中が生でも食べる料理はあるにはありますが、普通にファミレスや回転寿司などで中が生焼けのチキンステーキや唐揚げ、屋台では中が生焼けの焼鳥などが出ることはありえません。

中が生の場合は、お店の人にすぐに伝える、という行動を取ることもちゃんと教えないといけないな、と思います。

 

カンピロバクターが流行る時期は4月から6月であり、ちょうど、若者だけ集まってバーベキューをしたりする時期でもあります。

鶏肉は、中までしっかり焼いていただきたい、と思います。

 

カンピロバクターが起こす食中毒の症状とは?

カンピロバクターという細菌に感染したことで出る症状は、以下の通りです。

下痢、腹痛、発熱。

 

そして、重篤なケースは、まれに「合併症」を起こし、手足のまひなどが数か月続く、というものがあるそうです。

合併症まで行かなくとも、激しい下痢や腹痛はかなりつらいものです。

 

カンピロバクターは熱に弱いです。

(中心部が65度以上にならなければならないとのこと。)

なので、中までしっかり焼けば大丈夫です。

 

「表面に火が通っているから」は×

「お店で出されたものだから生でも大丈夫」は×(←お店の人の「加熱不足」には意外と出くわします!)。

「新鮮だから生でも食べられる」×。(新鮮な状態でもすでにカンピロバクターが肉の中に存在しています!)

 

以上を覚えておき、鶏肉を料理していただきたいと思います。

 

さいごに

今回は、中が生の鶏肉をなぜ食べてはいけないのかについて、そして危険な細菌である「カンピロバクター」についてお伝えしました。

 

コンビニの、多くのバイトさんやパートさんが調理する鶏肉の揚げ物などは、すでに中までしっかり加熱したものが使われています。

多くの従業員に調理して提供してもらう、大手のコンビニは、先に手を打ってあるんですね。

 

生の鶏肉は怖いので、もし気になることがあれば、遠慮せずお店の人に問い合わせましょう!

★関連:【注意!】釜揚げシラスにフグが混入?!「シラス」に混ざる魚介に注意!

 

SNSでもご購読できます。

コメント

コメントを残す

*

error: Content is protected !!