目次
北海道六花亭の「大平原」!バターが口の中で大きくひろがるおいしいマドレーヌ!
(2020年9月11日更新)
北海道はおいしいものが多いですよね(^^)。
「六花亭のお菓子」もそのひとつではないでしょうか。
あのお花の包み紙で何かお土産をもらうと、本当にうれしいです(笑)。
CMも「花、花、花~~♪」と歌い続け、十勝の美しい花たちが映し出され、こころ洗われるような気がします。
(包装紙のあのお花たちではないかと思います。)
今回は、六花亭の「大平原」というマドレーヌについてお伝えします。
「大平原」のパッケージがすごい!
1枚の絵画が箱になっています。
すごいインパクトです。
今どき、こんな、中身が分からない、お菓子なのか、食べ物が入っているとすら分からないパッケージ。
みなさん、「六花亭のおみやげ」というのが頭に入っているから、お菓子とわかるのですよ!(^^)
これを、何も知らないで、「はい」と渡されたら、もう、何のことかわかりません(笑)。
このパッケージは、中身に相当な自信と、商品の歴史がなければできないことではないでしょうか!
※この箱の絵は、非常に好きです。
北海道の雄大な牧場で働く人が、仕事を終えるひと時なのでしょうか。
美しい夕焼けに、シルエットに映る牧場の様子。
そして、黒沢映画ばりに空に浮かんでいる、筆書きの「大平原」。
もう、昭和の名画のようです。
六花亭の文字も、表に出てこない。「○○銘菓」みたいな肩書もない。
「モンドセレクション」とかのバッジもない。
こんなにトッピングがなくて、ずっと売れ続けているお菓子なんて、他にあるでしょうか。
私は、このことがまず衝撃でした。
娘にも、「何のお菓子なの?」と聞かれ、生協のカタログを見てなんとなく購入しただけの私は、「わからない」としか答えられませんでした。
(批判ではなく、非常に感動をもってこれを書いています。)
中のパッケージもこんな感じです。
牧場のシルエットです。これから、なにかスゴイ映画が始まりそうな雰囲気です。
「大平原」とは、どんなお菓子?
さて、大平原は、50年ほど前に生まれました。
先代の社長が2年もの歳月をかけて作り上げたお菓子だそうです。
内容物は非常にシンプルだし、「映え」るようなトッピングも、もちろんない。
本当に、なんのてらいも無い。
中も、何も入っていない。
でも、これがすごくおいしいんです。
物事の本質をついているようなお菓子です。
バターの香りが、口のなかにバッとひろがります。
ぱさぱさではない、きちんとしっとりとしたスポンジ。
これと牛乳だけで、もう大満足です。
6個入りで722円(税抜・コープデリ価格)でしたから、1個120円くらい。
先代社長が2年もの歳月をかけて作り上げた。
社員さんたちも実は一番好きなお菓子(だとか)。
すごくよくわかります。
わかる人にはわかる。
伝わる人には伝わる。
そんなお菓子ではないでしょうか。
50年も続いているなんて、すばらしいです。
また買いたいと思います!
さいごに
今回は、六花亭というお菓子会社の信念が伝わるようなお菓子、「大平原」をご紹介しました。
パッケージも、お菓子も、絶対に変わらないでいてほしい!
と強く思います。
その商品が好きなら、消費者としての私は、買い続け、口コミで広め、手土産なら「大平原」を持っていく…などしか、できることがありませんが、…ネットで見ると、ファンは多いようですね。
六花亭の現社長も、大平原を広めるために、小さい大平原(!)を作って販売したら当たったそうですし。
どしっと大地に足を付けた、安心安定のお菓子なのでしょう!
シンプルかつものすごくおいしい焼き菓子、というのはそうそうないので、おすすめですよ!
★関連:六花亭の最中「ひとつ鍋」!十勝開拓の祖をリスペクト!
★関連:北海道の銘菓!「よいとまけ」!
★関連:北海道のハスカップをふんだんに使ったお菓子!「ハスカップジュエリー」!
★関連:「フィナンシェ」と「マドレーヌ」の違いは?おすすめコンビニフィナンシェも!
★関連:【北海道土産】六花亭の「チョコマロン」がおいしい!おすすめ!
★関連:【2019敬老の日・コープデリ】六花亭「いつまでもお元気で」の中身!!