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【たくさん食べたい海藻類】「もずく」について旬や産地をご紹介!おいしく食べる方法も!
「もずく」は海藻類です。
よく見かけるのは、あらかじめ三杯酢などと合わせてある、パック入りのものが多いですよね。
しかし、「もずく」はお酢で食べるだけでなく、他にもおいしい食べ方があるのです。
海藻類は身体にいいとされているので、どんどん積極的に食べていきたいですよね!
今回は、「もずく」について、おいしい食べ方や、もずくの名産地はどこか、おいしい時期はあるのかについてもご紹介します!
もずくの生産地は?
もずくは、三杯酢や黒酢など、お酢系の調味液に漬けられた便利な3連パックなどで、いつもお店にある印象です。
だから、「もやし」や「カイワレ」のように、どこか工場みたいなところで栽培されているのかな?と思うかもしれません。
(↑写真は沖縄産の太もずくです)
日本全国で広く食べられているもずくは「太もずく」になります。
生産量のほとんどを沖縄県が占めており、ほとんどが「養殖もの」です。
なので、日本各地どこでもとれるわけではありません。
わかめのほうがまだ生産地は多いかもしれません。
(※石川県や新潟県など、日本海側では、かなり細いもずく「岩もずく」がとれる地域があります。
しかし、今回は沖縄で多く生産される「太もずく」についての記事とさせていただきます。)
もずくに旬はあるの?旬はいつ?
一部の地域をのぞき、日本国内の多くの人が食べているもずくは「太もずく」で、沖縄県が9割以上を生産しており、ほとんどが養殖ものです。
(↑養殖したもずくの収穫の様子。ポンプで吸い上げるそうです。写真は「沖縄県もずく養殖業振興協議会」HPより)
もずくなどの海藻類は、健康にいいと言われているので、そのためにも買い求める人が多い食材です。
なので、その需要にこたえるように、スーパーでは一年中、もずくやめかぶ、わかめなどが売られています。
わかめなどは、旬が「春」のイメージがまだあるほうですが、もずくはどうでしょうか。
旬を気にする人は多くないような気がしますが、旬はいつでしょうか?あるのでしょうか?
旬は4月から6月と言われています。
養殖のもずくも1年間のうち準備期間や育成期間を経て、4月から6月に収穫になります。
それ以降、夏にはもずくは枯れてしまうそうです。
一年中お店で買えるのは、塩蔵だったり、冷凍ものだったりします。
収穫後、一度冷凍してから加工に回っています。
おいしい食べ方は?
味付けでないもずくを手に入れたら、ぜひやってみていただきたいのが、「みそ汁」です。
豆腐やネギなど、オーソドックスなみそ汁を作り(具無しでもいいですよ)ます。
そのアツアツのみそ汁の中に、洗って水気をよく切ったもずくを投入します。
ひと煮立ちさせてもいいですが、私はアツアツのみそ汁が適度に冷めるので、食べる直前に入れるほうが好きです。
私は、あまりもずくが熱くならないうちに、ズルズルっといただきます。
あまりにもおいしいので、たくさん食べられますよ。
同じ理屈で、ラーメンを食べる時に上に載せて、一緒に食べるのもおいしいです。
(↑「うまかっちゃん」を食べる時に載せました。)
沖縄の方は、「天ぷら」(「かき揚げ」)にするそうです。
衣をたっぷりめにつけて揚げ、ソースをかけて食べるのです。
塩もよさそうです。
(写真引用元:「沖縄県もずく養殖業振興協議会」HPより)
お酢類と一緒に食べるのもおいしいです。
三杯酢(一人前:醤油大さじ1、酢大さじ1、砂糖小さじ1、だし汁大さじ1、塩少々を混ぜ合わせたもの)がいちばんオーソドックスです。
でも、「すし酢」や「合わせ酢」など、調味されたお酢を使うのもラクでおいしいです。
もずくを気に入って、たくさん食べるようなら、沖縄県のもずくのタレもおすすめです。
お好み焼に入れてしまう、という食べ方もあります。
自由な発想でいろいろ料理してみるのもいいと思います(^^)/。
さいごに
今回は「もずく」についてお伝えしました。
沖縄県が日本の生産量の9割以上を占めているのは、沖縄県で昭和50年から養殖の試みがあり、みごと成功したからです。
そのおかげでスーパーにはいつもありますし、多くの人に需要のある海藻です。
お酢の調味液に漬かっている便利なパックもいいですが、ぜひ味付けしてないもずくにも挑戦していただけたらと思います(^^)/
特に、みそ汁は絶品になりますよ!
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