カイワリ(貝割)はあったらラッキーな安くておいしい魚!旬やおいしい食べ方は?(アジの仲間)

目次

カイワリ(貝割)はあったらラッキーな安くておいしい魚!旬やおいしい食べ方は?

(2021年1月1日更新)

カイワリは、釣りの世界ではよく見かける魚だそうです。

見た目は、「シマアジ」とかに似ています。

普通、お店ではあまり見かけません。

 

めったには見かけないけれど、そんなに高くなくておいしい魚なんですよ!

もし売っていたらラッキーなのです。

今回は「カイワリ」についてお伝えします。

<スポンサーリンク>

カイワリはこんな魚です!

カイワリは、スズキ目スズキ亜目アジ科ヨロイアジ属です。

アジの仲間なんですね。

 

日本では、本州を取り巻く沿岸海域に多く生息している魚です。

釣りではけっこう釣れる魚だそうです。

 

主な産地は 長崎県、大分県、鹿児島県、和歌山県、三重県、神奈川県、などです。

南方系の魚であり、暖かい海域でよく獲れます。

 

しかし、これ専門で漁がされているわけではありません。

獲れたら流通する、といった種類の魚です。

 

なので、一般的にはあまり知られていません。

 

大きくても体長40センチくらいです。

40センチほどになると高値がつき、高級魚になります。

 

これより小さいものは「惣菜魚」といって、一般のおかず向けの、安価な値付けがされます。

私が買えたのも20~30センチほどでした。

 

タイに似た形で、幅が広いのでけっこう大きく見えます。

そのかわり、厚みはあまりない魚です。

大きさだけは、普通のアジよりも大きいです。

 

価格はそんなに高くはなりません。

500円を超えないくらいだと思います。

 

<スポンサーリンク>

カイワリの旬は?

カイワリの旬は、とくにないとされています。

産卵前の夏ではないかという説があります。

 

でも通年釣れる魚で、どんな時でも美味しいらしいです。

なかなか魚屋に出回らないから、確認のしようがないですね(;^ω^)

 

  

私は、冬にも買ったことがあります。

冬のカイワリもかなりおいしかったですよ(^^)/。

 

 

カイワリのおいしい食べ方は?

アジ科の魚の中でもとてもおいしい種類の魚です。

 

やはり、新鮮なうちに「刺身」で食べるのがいちばんです。

煮たり焼いたりなんてとんでもない!と言う人もいるくらいです。

 

 

  

うすい体型なので、3枚におろすのは難しいのかな…と思いますが、そうでもありませんでした。

アジと同じやり方でOKです。

 

  

いろんな切り方、お好みの切り方でいいと思います。

 

刺身としては、魚の中ではトップクラス、と評されるくらい、ほんとうにおいしい魚です。

刺身は最高でした。

 

甘み、旨みがあります。

脂がのっていて、身質は柔らかかったです。

 

脂のかなりのっているところは、とろけるようでした。

皮目のあたりがかなりうまいです。

 

銀に光る部分などは、アジ系の魚そのもので、脂が乗っていて非常に美味しかったです。

こういう魚は、刺身用に皮をひくとき、できるだけ銀色の部分が残るといいんですよね。

 

(三重や広島、愛媛あたりでこの魚を「メッキ」と呼ぶそうですが、

「銀メッキ」を貼ってる、という感じの銀色をしているからかもしれません。)

 

↑こんな風に、「タタキ」風にして食べるのもおいしかったです。

 

アジ系の青魚は九州の甘口しょうゆが合いますよ!

 

 

「焼くな」と言われても、「焼き魚」も絶品です。

生魚が苦手な家族には、ぜひ「焼いて」出してあげましょう(^^)/。

 

  

グリル焼きでもいいし、フライパンで脂でソテーなどしてもいいです。

小さいカイワリなら、まるごとグリルで塩焼きもOKです。

 

アジよりも脂がのっていて、身もやわらかく、パサつくことなく、非常においしかったです。

 

甘辛い味付けの照り焼きもかなりおいしかったのでおすすめです(^^)/。

 

3枚におろしたカイワリに片栗粉を軽くまぶし、フライパンで焼きます。

砂糖・みりん・しょうゆ・酒などで作ったタレを最後に入れてからめ、煮詰めて出来上がりです。

 

これはかなりおいしい一品になりました。

ご飯がかなり進みました。

 

もし小さいのがたくさん手に入ったら、フライもいいのではないかと思います。

カイワリのフライはおいしいと思います。

アジフライと同じ感じになるでしょう。

 

身も柔らかくて味はクセが無く上品なので、アクアパッツァなど、イタリアン的に使ってもいいと思います。

 

アジ科の魚ということもあり、アラからはいい出汁が出ます。

 

アラに塩を振ってしばらく置き、熱湯にさっとくぐらせ、流水で汚れやウロコ等を洗い流します。

水から煮出していきます。

 

家にある残り物の野菜(大根とかネギとか)を適当に入れてもいいです。

今回は大根だけ入れました。

 

味噌で調味し、最後にネギを散らしました。

いい出汁が出ており、おいしく、食がすすみました。

 

 

<スポンサーリンク>

さいごに

今回は「カイワリ」についてお伝えしました。

 

市場への入荷がそもそも少なく、お店ではなかなか買えないものですが、決して高くはないお魚です。

もし見かけたら、かならず買いましょう(^^)。

 

アジが好きなら、絶対においしいと思うと思います。

釣りに行った人から、もしおすそ分けがあれば、超ラッキーですね。

 

なかなか出会えない魚ですが、必ずおいしい、間違いない魚です。

機会があればぜひ食べてみてください(^^)/。

★関連記事:カンパチには天然ものと養殖ものがある!それぞれの旬はいつ?

★関連記事:アジ(鯵)の旬はいつ?おいしい食べ方は?

★関連記事:伊豆諸島でよく獲れる「タカベ」!旬はいつ?おいしい食べ方は?

 

<スポンサーリンク>

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*

error: Content is protected !!